高校に入って、授業は多少面白かったが、テストが全く出来なかった。中学の時は、テスト数日前にちょっと復習すればという感じだったが、ここでは全くもって無理。授業は、どちらかというと興味を待たせてくれる感じで、やるかやらないかは本人次第なのだ。周りは、普通にテスト成績も良く、運動もできる。鼻にかけてる風もなく、平気にエロ話も飛び交う。なにしろ女の子に飢えてる男子校。女子校との交歓会の話になると夢中になる。
私はというと、勉強はできない、運動もそこまで凄いというわけでなし、ここでは全員が文武両道、委員長候補みたいなもので、私はそういう役にもならず、無口ときてるから目立たぬ存在だった。身体が小さいのに、柔道部に入部。体重が倍近くもある先輩や身体はさほど変わらないがやたら技にキレがある同級生相手にいつも疲れ切ってた感じ。電車は座って行きたいから、朝6時19分の列車で通学時間2時間近くかけていた。
目立ったのは、たまにあるクラスのイベントなどで意外性を発揮した時くらいだった。まあ、普段は目立たなくてもいいのだが。。
自由な校風に憧れて進学したが、常に劣等感が付きまとっていた。自由についても、「制服がなく私服登校の自由」「勉強しなくてもいい自由」「なにもしなくていい自由」という風に何か勘違いしていた高校1年だった。高校入学テスト最下位で入学した1年目の生活だった。
↓のバーナーを押してください。様々、楽しい記事がみられます。
にほんブログ村
にほんブログ村