サブローが我がマリーンズに帰って来たのである。


 マリーンズ命の皆さまにとっては、あたしも含めて素敵なクリスマスプレゼントと言ったところかもしれないのであるが、それでも喜んでばかりではないのである。



 サブローのトレードの問題は、タイミングやバランスから見て、当時明らかに「厄介払い」的な雰囲気があったことがポイントであったのである。


 見返りが、いきなり工藤ひとり(まぁ、金銭もあったようなのであるが、、、)で、マリーンズに枯渇していた遊撃手や投手ではなかったことが問題であったのである。


 こちらから持ちかけて、相手側に足下を見られたという流れが透けて見えたことが問題であったのである。



 で、サブローが戻ったことは精神的支柱としては重要なのではあるが、戦力としては、外野が豊富な最中にドライな気持ちも湧かざるを得ないファンも多いとは、思うのである。


 今年の補強もフロントなりに進めていただいている気持ちはあるのであるが、鳥谷もラミレスも噂倒れであったのである。


 マリーンズに足りないのは、大砲と投手と遊撃手なのである。


 余っているのは、一塁手と外野手なのである。



 サブローは外野戦線が熾烈なので、一塁も練習するらしいのであるが、一塁には福浦も来年から一塁で勝負する大松もいるのである。確かに昨年は二人ともからっきしではあったのであるが、それでもサブローが押っ取り刀で一塁を目指しても、カスティーヨを解雇してまでの余剰ポジションなのである。


 投手は兎も角、遊撃手と大砲はまだ未定の状況と言わざるを得ない状況で、余剰が出るのは問題かもしれないのである。



 更に、サブローの見返りを読売側は要求出来るのである。誰がプロテクトから外れるかは球団次第なのであるが、どこか釈然としないのである。


 読売側が狙うのは、捕手だか投手だかわからないのであるが、そこそこ期待の星がまたひとり出ることだけは間違いなさそうなのである。



 まぁ、懸念ばかりでも致し方ないのであるので、来年に期待したいのである。


 今夜はクリスマスイブなのである。昔散々、この手の一口メモは書かせていただいたので割愛するのであるが、「一陽来復」を願うのが原点なのである。


 キリストさまは、12月25日にお生まれではないのが、定説となっているのである。



 マリーンズも来年は、一陽来復を祈りたいものなのである。


                                                        雪風拝


追伸:皆さま、素敵な聖夜をお過ごしくださいませ!!