横浜の早川大輔選手が引退を表明したのである。
マリーンズファンとしては、「早川部長」として著名な方でもあるのである。部長は、ガッツ溢れるプレーでマリーンズを短い期間ではあるが盛り上げた方なのである。
部長は、ガッツがあることから、バット投げ等批判も浴びたのであるが、秘めた闘志とチーム愛を体言化する面もあったのである。知性を感じさせる雰囲気やマスクと、そのガッツからくるはっちゃけた感じがファンを魅了したのである。
で、早川部長は横浜に行ったのであるが、あまり活躍することが出来ずに、今シーズン限りで引退なのである。
横浜は若手への切り替えや、チームの身売りもしくは赤字解消というテーマがあるので、ベテランの部長への風当たりもあったと思うのである。
部長の引退は寂しいが致し方無いとして、横浜に行った清水直行と橋本将も心配なのである。
直行はケガから大した活躍が出来ていないし、将（たすく）は昨年末にチームに入れた喝が批判を浴びる面もあり、ケガや若手台頭から今年はまるっきりチャンスが無かったのである。
マリーンズの重光オーナー代行が、近時のマリーンズのトレードを批判して、サブローとかに帰って来い的なメッセージを送ったのであるが、これはあまりにも不釣り合いなトレードをしたことが問題なのであって、トレード自体はプロ野球選手になったからには一流選手と雖も宿命なのである。
だから、あたしは彼等に戻って来い的なことは言いたくはないのであるが、マリーンズを愛して、マリーンズを出てまだまだ力が残っている人には、尾打ち羽枯らした場合のチャンスくらいあげてほしいと思っているのである。
昨日の２安打完封負けを、西岡が観戦したらしいのであるが、マリーンズが落ち目の金太になる前に、喝を入れるチーム愛が欲しいのである。
誰でもいいから、何とかして欲しいのである。
それくらいに、今のマリーンズは元気が無いのである。
雪風拝