知人であるアテネ・北京のメダリスト浜口京子クンが、ロンドンへの出場権利を目指した世界選手権で、まさかの2回戦敗退をしてしまったのである。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110917-00000056-spnannex-spo


 北京五輪の時も、予選対象の試合であれこれあったり、ケガや判定の問題があったり、苦難の道となった浜口クンであったのであるが、最終的には粘って銅メダルを獲得したのである。

 

 今回もこの世界選手権でオリンピック出場の切符を手にすると目されていただけに、またかっ、という声も上がりそうなところなのである。



 78年1月生まれの浜口クンは、ロンドン五輪の際は34歳とレスリング選手としてはかなりの年齢になっていることから、今回はかなり気合いを入れて臨まないと厳しいという環境に立たされているのである。


 お父様のアニマル浜口氏(平吾氏)によれば、「始めた時期が遅かったから、その分まだまだ伸びしろがある」ということではあるのであるが、一番痛感しているのは浜口クン本人であろうと思うのである。



 勿論、ここでオリンピック出場の可能性が無くなったのではなく、まだまだチャンスはあるのであるが、浜口クンには焦らずじっくりと取り組んでいただきたいのである。


 五輪出場の選考基準は、、、  http://www.japan-wrestling.jp/2011/07/01/699/


なのであるので、頑張っていただくしかないのである。



 浜口クンの72キロ級は、日本では兎も角、世界レベルとなると他の階級よりも「激戦区」なのである。技術そのものだけでなく、浜口クンの精神力と経験からくるプラスアルファが大きくものを言わないとならないのである。


 浜口クンの素顔は、礼儀正しいし、どちらかといえばシャイなくらいに大人しい面もあるのであるが、長年の選手生活から培った自信と経験から来るものを、近年は強く感じるのである。


 今回の敗退を「学ぶ機会」ととらえて、成功へのガソリンをもらったと考えてもらいたいのである。



 頑張れ!浜口京子クン!!


                                                         雪風拝