路地行く猫は何一つ身に持っていない。


それに比べて、自分は無駄なものを、後生大事に抱えているように感じる。



いつか役に立つとか、取り敢えずとか、こういうこともあるかもしれないなどと考えながら、如何に無駄な荷物の重みを受け止めて来たのであろうか。



今年もこうして暮れ行くに、自分をもっと透明化させる必要を感じてしまう絵文字



本当に未来や理想って、闇雲に引き寄せるものなのだろうか。



                                     雪風拝