連休中にもかかわらず、何回も失礼いたします。


 今日は遂にお休みなので、ウダウダと昨夜から溜まった本を読み散らしておりました。

 と、ネットを繋ぐと、ニュースに訃報が。

 三浦和義氏であるとか、緒方拳氏であるとか、ビックネームの訃報にも感じることはあるのですが、ボクの中高の先輩でもある峰岸徹氏の訃報に驚きを感じました。

 65歳であったとのことです。ご冥福をお祈り申し上げます。


 ボクが小学生3年生の時に「風と雲と虹と」というNHKの大河がありました。加藤剛氏の将門と緒方拳氏の純友の物語だったのですが、そこでボクが注目したのが、佐野浅夫氏と峰岸徹氏でした。

 佐野浅夫氏の無責任で計算高いキャラと、峰岸徹氏の破天荒で鬼気迫るキャラは、子供ながらに印象に残っています。

 当時から歴史マニアのマセガキであったボクとしては、非常に印象深いドラマであったのです。


 もうひとつインパクトがあったのは、大学生の時に、同世代のアイドル岡田有希子氏が自殺をして、その背景として峰岸徹氏との交際関係があったのではないかと騒がれたことです。

 峰岸氏は、インタビューで遠回しながらもそれらを認める発言をしたこともインパクトがありました。中高の先輩であることからも、仲間内で大いに話題に上ったものでした。

 今思えば、当時の峰岸氏はボクとほぼ同年代です。ボクなら当時峰岸氏のような行動がとれたのであろうか、なんてことも考えてしまいます。


 峰岸氏は、ガンで亡くなったそうです。現代の方で65歳も若いのでしょうが、11年前ボクの父もガンではありませんが65歳で急死しました。

 ガンという意味では、ボクの番頭をしていた男も数年前に47歳で亡くなりましたし、他の幹部でもガンに罹ったりする者もおりました。克服した方もいますが、亡くなった方もおられます。

 現在、ガンで休職闘病中の部下もおります。


 人間の人生ですから、色々とありますし、最終的には儘ならぬものではありますが、先輩の残念な死をきっかけに様々なことが去来する思いです。

 重ねてご冥福をお祈り申し上げます。

                                   雪風拝