今回読んだ本
瀬尾まいこさんの「傑作はまだ」
瀬尾まいこさんといえば、最近は映画化されたこちらが有名かな。
※最近と書いたけど、3年前は最近?私的には最近。
この映画もよかったよね。
そう、わりと複雑な家庭環境とかでも、内容が重くならずほっこりするものが多い。
気楽な気持ちでさらっと読めて、温かい気持ちなれる。
疲れてるときなんかに最高です。
☆ストーリー☆
作家加賀野の元に、ある日突然25年間会ったことがなかった息子が訪ねてくる。
突然の訪問に戸惑いながらも、二人の共同生活が始まる。
引きこもり気味な加賀野にとっては、すっかり他人との関わり方がわからない状態になっておいたが、息子の社交性にひっぱられながら、ちょっとずつ他人と関われるようになってきた。
何かに長けている人は、他のことがお粗末になりがち。
この小説家も小説を書くことに重きをおき、他人との関わりかた、食のありかたがぞんざいになっていた。
でもやっぱり秀でるものを持っている人というのは魅力的であり憧れる。
例えばそれが変人であっても。
そんな話を前に親友としていたら、
「変人に憧れる人は変人だ」
と言われた。
こんなにまともで普通なのに!?
普通すぎてつまらないでしょ?
と言ったら
「普通の人はそもそも変人に憧れないんだよ」
って。
そうなの?
そんな話しはいいとして
この本を読んで、地区会から脱退することを留まりました。