前回は夜の街を中心に書きました。



今回は深夜編です。深夜0時を過ぎても人が減る様子は全くありません。むしろ増えているんじゃないか!?と思うくらい。

大賑わいのチャンカット通り





半端じゃなく盛り上がってました。一つ一つのお店からは大音量で音楽が流れていて、テラスでは『cheers!!yeahー!!』とそこらかしこから聞こえてきて、店の奥の方では踊りまくってる人達。本当はお店に入って一杯飲みたかったんだけど、ショッピングで買ったそこそこ大量の荷物をずっと持ち歩いていたので、断念。



このチャンカット通りはアロー通り入り口にある『タウンビューホテル』を背にして左に延びている通りです。この通りは多くの欧米人が楽しんでました。次に多いのが、現地人、黒人。たまーに東洋人が前から来て、おっ!と思ってもすれ違って聞こえてくるのは、中国語か韓国語。アロー通りでご飯を食べている時にも思ったのが、日本人は居ないのかな?どこに居るんだろう?という事でした。マレーシアに移住している日本人も多いと聞いた事もありますし、マレーシアに旅行に行っている日本人も多いはずです。タクシーに乗っても、ショッピングに行っても店員に聞かれるのは『Chinese?Korean?』です。『japanese?』と聞かれる事はまずありません。コンビニ(ファミリーマート)や自動車など日本の企業、製品は沢山あるのに人が居ないというのがちょっと寂しい気持ちになりました。初海外のやつが何言ってんだって感じですけどね。



兄やんいわく、ガイドブックやネットなどで夜は危険だから出歩くな!っていう情報が沢山あるから、夜はみんな家とかホテルに居るんじゃないかなぁと言ってました。確かに、人通りが少ない道もありますが、前回の記事の写真にもある通り0時を過ぎてもあの人の量です。個人的には危険だなとは思いませんでした。もちろん楽しみながらも少し気は張ってましたが。観光をメインに旅するんだから、早く寝るんだよ。という方もいるかと思いますが、せっかく来たのだから睡眠時間を少し削ってでも一杯飲みに行って、日本にはないあの雰囲気を体感してもいいのかなと思いました。


1日目に大惨事に見舞われた飲食店の近く。深夜1時半前後



深夜2時前、歩き疲れたので休憩する事に。アロー通りとは違う屋台のイスに座って缶ビールで乾杯。この屋台のテーブルは深夜にも関わらず8割が埋まってました。屋台から通りを見ていると、人の量は衰えず相変わらずの大渋滞、クラクションがビービー鳴っていても、人の声と店から流れ出る音楽と屋台が作っている料理の音で全く気にならない。屋台と屋台の間のゴミ箱にはネズミが出たり入ったり、屋台の店主の孫なのか3歳くらいのちっちゃい女がらそこらへんを行ったり来たり、その子のお兄ちゃんらしき男の子はタバコ吸いながら出来た料理をテーブルに持って行ったりさげたり。もはやカオス。

その屋台で食べたバクソという食べ物



兄やんがせっかくだから何か食べるか!と言ってメニュー見て適当に頼んで出てきたのが、このバクソ。兄やんも初めて食べるものらしく、一口食べて美味い!!と。続けて俺も食べさせてもらったんだけど、ホント美味しかった。なんていう料理名なんだろう、どこかに書いてないかなとキョロキョロしてたら、隣に座っていたお店を手伝っている男の子がちっちゃい声で『バクソ…』と。おぉ、そうなんだ!バクソっていうんだ!と3人で軽く話していると片手にタバコが。見た目12歳くらいかなと思ったんだけど歳を聞いたら15歳でした。また、この男の子の笑った顔があどけない感じで可愛い事。深夜にも関わらず屈託のない笑顔で家族の仕事を手伝って親孝行しながらも、タバコを吸うっていう。なんだろうな。この複雑な気持ち…。まぁ、日本じゃないからいいんだけどね笑

バクソと同時に出て来た謎のソース



兄やんとなんだこれは?と手に取って二人で眺めていると隣の席に座っていた現地人らしき若者3人が『そのソースをバクソに入れるんだよ!』と教えてくれた。いや、それはなんとなくわかるんだけど、味だよ。何味のソースなのかがわからんのだよ。と思っていると、一人がバッと立ち上がり、ニコニコしながら、このソースはこれくらいでこっちのソースはこれくらいでみたいな感じで勝手に入れ始めた。大阪のおばちゃん並みに強引である。兄やんと『あー、あー、あー、入れちゃったよー。』と苦笑い。まだお互いに一口づつしか食べてなくて、しかも美味かったのに味変わっちゃったじゃーん。ほれ、食べてみな!みたいな感じで促されて食べた味は…。うん、中々いけるね!という感じでした。味は多少変ったけど美味さは変わらなかったから、とりあえずありがとよと。結局なんのソースだったのかは最後までわからなかったんですけどね笑



左端に見切れてるのがバクソを教えてくれた少年。青年?


バクソの隣の屋台



深夜3時半を回りそろそろ帰るかとなりましたが、上の写真のように、まだ道は渋滞していて車はノロノロ動き、そこらじゅうでマッサージの勧誘が横行。勧誘を振りほどきながら道が空いている通りまで出て、タクシーで帰宅。次の日は昼過ぎの飛行機だったので、もう観光は出来ないと思うと寂しい感じがしたけど、また来ようという気持ちにもなりました。

兄やんの飼い猫ジジ



玄関開けたら、めっちゃリラックスしているジジがいました笑。初日は誰だこいつは??みたいな感じで寄り付いても来ませんでしたが、2日目は猫パンチしてくるくらい距離が縮みました。
さて、このブログを見ている方は、後は帰りの飛行機乗るだけでしょと思っているかもしれませんが、この旅行は僕の体感ではここまでで半分です。残りの半分は大大大波乱の3日目です。



次回、お楽しみに。。。