前回は空港を出る所まで書きました。
既にいくつかのパプニングに見舞われてましたね笑
今回は先輩と合流するまでの一人旅の様子を書いていこうと思います。
手荷物をX線にかけ、全てを完了した後、空港内のレストランで腹ごしらえ。
写真がもの凄〜く豪華に写っていたので、実物が半端じゃなく貧相な商品にみえました笑
これが海外クオリティかと。改めて実感します。
クアラルンプール空港内はやけにドラえもん推し。
腹ごしらえも終え、第1ミッションは列車に乗ってKLセントラル駅に行って、ロッカーに荷物を預ける!です。
なんとなーくあそこかなぁみたいな感じで駅に向かう電車のチケット売り場に向かいます。
パプニング④
電車のチケットカウンター
俺『ディス トレイン ゴートゥー セントラルステーション?』
カ『Yes』
俺『ワンチケットプリーズ』
カ『OK!○△☆%¥*〆€○□?』
俺『え?』
カ『○△☆%¥*〆€○□?』
俺『ソーリー ワンモアプリーズ』
カ『○△☆%¥*〆€○□?』
俺『ソーリー スローリーワンモアプリーズ』
カ『○△☆%¥*〆€○□?』
俺『ごめん、何言ってるのか全然わかんないわぁ(日本語)』
英語にビビるな、テンパらずにちゃんとよく聞けばわかる!という事を聞いた事がありますが、これは嘘だという事が証明されたタイミングでした。そもそもある程度単語を知ってる人に向けた言葉なんじゃないか?とか色々な事が頭の中でぐるぐると回っていました。
俺『んー、全然わからんん〜。(日本語)』
カ『!○△☆%¥*〆€○□?』
俺『???』
のやりとりを続ける事10分後…
カウンターの人が喋りプラス、ジェスチャーをし始めました。
もの凄く丁寧に『airport Go station or airport Go station to the back??』
俺『あー!!片道か往復かって事か!!?』
カ『Yes!!!』
心が通じ合った瞬間でした。言葉の壁を越えた瞬間でした。というか、片道往復わかんのかい!というツッコミが真っ先にでました笑
片道往復すらわからない俺にわかるまで付き合ってくれたカウンターの女性には本当に感謝です。
片道のチケットをなんとかゲットして電車に乗り込みます。隣の第1空港に停車した後はセントラル駅まで直通です。
無事にセントラル駅に着いたら、コインロッカーに無事に荷物を預けるです。このロッカーは事前に調べてあったのもあってすぐに見つかりました。英語だからけの液晶をこんな感じかなとイジってると、意外とあっさり預ける事が出来ました。
キャリーバックはラージサイズになるので50リンギ。約1350円。中々のお値段。このロッカーの凄い所は鍵ではなく顔認証システムを用いている所。顔をインプットしてお金を入れるとカチャっと鍵が空きます。このコインロッカーはエアポートエクスプレスのセントラル駅の改札出て、右斜め前に設置されています。
第1ミッションを終えてコンビニで水を買って駅のベンチで一休み。
第2ミッションは観光。事前に先輩からアプリをダウンロードしておけと言われたアプリを駆使します。マレーシアではgrabというUberみたいなタクシー配車アプリがあります。早速、登録作業にかかります。英語だらけの携帯画面をあれかこれかと格闘しながらなんとか登録してタクシーを呼ぶ所まで成功しました。
駅のターミナルで待っていると、このナンバーのタクシーが来るぞと表示されていた車が到着。車内に乗り込むやいないや、『Hi!!』と威勢のいい声。こちらも負けじと『ハーイ!!』と返します。日本のタクシーじゃあり得んなと思いながら目的地へと出発します。
このgrabタクシーは、アプリで先に目的地を入力すると金額が出てきます。この表示された金額以上のお金はハイウェイに乗った場合以外は加算されません。なのでボッタクがありません。
こちらに向かうタクシーが決まるとドライバーの顔写真と車のナンバーが表示されるので安心なおかつ安全です。東南アジア圏で使われているみたいなので、そちらに行かれる際は是非ダウンロードしてから行った方が良いかと思います。
タクシー車内
ド『どこから来たんだ?中国人か?韓国人か?』
俺『アイム ジャパニーズ』
ド『おー!そうかそうか!マレーシアは日本の車が沢山走ってるぞ!!』
そんな会話をしながら、目的地まで30分。英語が喋れない俺は後ろでずっと身振り手振りで一生懸命色々伝えようと必死でした。『アイドントスピークイングリッシュ』と伝えると『OKOK!hahahaha〜!』と言って向こうも丁寧に話してくれました。優しい運ちゃんだったなぁ。
ちなみに、このタクシー30分乗っても26〜28リンギ。日本円に換算すると702〜756円くらい。めちゃくちゃ安い!電車も安いですが、観光地巡る時は利用をオススメします。
第1観光地『ブルーモスク』に到着!!
お互いに『サンキュー』と言って優しい運ちゃんとお別れ。
ブルーモスクの入り口には受け付けみたいな物があり、用紙にに名前と来た国名を記入すると『そこに座って待ってろ』と。なんで待たされてるのかなぁと思ってたら、テンションの高い男性が現れて、『オレがガイドのファリドだ!お前をブルーモスクに案内するぜ!!』みたいな事を言われ『オケー!頼むわ!(日本語)』と言ってモスク内へ。
とても巨大でとても豪華でとても綺麗でした。まるで映画セットの様な、そんな感覚に陥りました。
他の見学者が居なかったので、ファリドとマンツーマンでモスク内を20分程歩き回りました。英語がわからんと伝えると、ファリドはとても優しくゆっくり色々な事を説明してくれました。半分くらいわかんなくて嘘の相槌多めだったけど笑
モスクを回り終わって、『俺の午前の仕事は終わりだ!昼飯食ってくるぜ!じゃーな!!』みたいな事を言って、俺は何度もサンキューサンキューと言って、握手を交わしてファリドは帰って行きました。
時間表示板を見つけ、なるほど3部制にわかれてるんだなぁと思って時計を見たら、11時35分。ファリドよ、まだ25分勤務時間が残っているぞ…。まぁ、腹が減っていたんだろう、しょうがないなと、これまた日本じゃあり得んなと思いながら次の目的地へ。
第2観光地『ブギッ・ビンタン』
またgrabタクシーを使ってクアラルンプールの繁華街、ブギッ・ビンタンへ。このタクシーの運ちゃんも優しかった。なんとか会話しようと携帯の翻訳機使いながら一生懸命やりとりしてくれました。目的地に着く頃には昼の13時半を過ぎていて一番暑い時間帯。クアラルンプールの平均最高気温は32〜34度。この日は33度でした。湿度は体感として日本の何倍もあるような感覚。蒸っし蒸っし。
元気よくタクシーの運ちゃんと『バーイ!!』と別れ、繁華街を散策します。
ハプニング④
汗だくになりながら、一通り散策を終え、ホテルに併設されたレストランで昼食がてら一休み。
25リンギ
お腹も空いていたので残す事なく平らげた後、テラス席ではタバコが吸えるという事なので、テラス席で一服を終え、先輩との合流時間まで3時間程あったのでどこ行こうかなーと考えていたらいきなり視界がボヤ〜っと白くなってきた。え、なんだ?と思ったら両手が指先から肩にかけて痺れてきた。おいおい、なんだなんだ!!と思ったらお腹の底からぐぐぐっと吐き気が…!!ヤバイ!あたった!!!と瞬時にわかりトイレへダッシュ…!!
そのまま、ホテルのフロント横のトイレから1時間出る事が出来ませんでした…。小康状態になり、現在地をグーグルマップでスクショして、先輩に『昼食後かなり具合が悪くなり動けません。かなりヤバイです。今後連絡が取れなくなったらここに居ますので来て下さい。すみません。』と送信。トイレから出ても15分おきにフロント前のベンチとトイレを往復してました。フロントマンはあの東洋人は何やっんだ?的な感じで見ているだけでした笑
初海外で洗礼受けまくり。マレーシアに到着してまだ10時間。本気で『レスキュープリーズ』と言いかけた事は、今では笑い話です。
次回はスーパーバットコンディションで先輩と合流〜2日目のマレーシア。
お楽しみに。。。