株くんの命の授業 | 嵐ごと時々息子ちゃん&自分ごと

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1人息子と暮らすシングルマザーの独り言ブログです。
自由のない毎日の中、嵐さんに生きる元気をもらっています。

今日はNOT嵐ごとの記事が続いていて、すみません。夕方出かけていたら、アルバムのジャケット写真やユニット曲の組み合わせが発表になっていて、それはそれで「キャー\(^o^)/」状態なのですが、それはまた後日改めて。

 

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タイトルからなんとなく内容を想像できている方もいるかもしれませんが、プレ企画からいらして下さっている方にはなじみのない「株くん」について簡単に説明させてください。

 

株くんとは、7月にわが家にやってきたカブトムシのオスのことです。株くんという名前は息子ちゃんがつけてまして、切り株につかまってるから「切り株の株くん」です。「カブトムシのカブくん」ではありません。

 

息子ちゃんにとって初めての生き物の飼育、そして私にとって初めてのカブトムシの飼育でした。

 

お友だちから「カブトムシ飼ってみる?」と聞かれたときに、息子ちゃんに命あるものはいつか死んでしまうこと、カブトムシの寿命はだいたい1-2ヶ月ぐらいだということも伝えて買い始めました。

 

初日の夜に脱走し、翌日の午後まで見つからずに焦ったこと(脱走の記事はこちら、見つかったときの記事はこちら

 

タダでもらったカブトムシなのに、1500円ぐらいかけて大きなケースとハスクチップ、そして昆虫ゼリーを買ったこと

 

実家に帰るときには株くんも一緒に連れていったこと

 

お盆ぐらいまでかと思っていたら、まだまだ元気で昆虫ゼリーやハスクチップを買い足したこと

 

週1回の予定だったケースの掃除も、ケースが汚れてくるとかわいそうになってしまい、なんだかんだで週2回ぐらいしていたこと

 

息子ちゃんが朝には窓辺に、夜には暗い場所に移動させてお世話していたこと

 

親子で株くんに話しかけていたこと

 

昆虫ゼリーの味も3種類を日替わりであげていたこと

 

息子ちゃんが観察日記をつけたこと

 

などなどたくさんの初めてを経験させてもらいました。

 

そして、どうもそろそろお別れの時期が近付いているようです。

 

自分の夜ご飯が終わって、株くんを暗い場所に移動させようとしたときに、息子ちゃんが「株くんが変な格好してる!」と伝えてきました。そろそろかも・・・と思っていたので、慌ててチェックすると、お腹を上にして転がっていました。「あっ、死んでしまった!」と思ったけれど、とりあえず体勢を戻してあげると、少し動いてくれました。

 

でも、毎日様子を見て、掃除の度に、その強い脚力や元気な動きを感じていたからこそ、弱々しい動きに、お別れが近いことを感じました。

 

事前にネットで調べていたさよならが近い時期に見られる兆候がいくつも見えていました。

 

息子ちゃんにも、いよいよお別れのときが近づいていることを伝えたところ、みるみるうちに目に涙が溜まり、泣き始めました。

 

こうしてブログを書いている私の横に、株くんのケースがあります。防寒用のシートを下に敷いて床からの冷たさが伝わらないようにして、夜は冷えすぎないように毛布でくるんで・・・。

 

息子ちゃんが1時間ほど泣いた後でベットに行ったときに「おやすみ」と伝えたときには少し動いていた株くんですが、明日の朝まで生きていてくれるでしょうか。

 

息子ちゃんは「奇跡が起こるかも!」と言っていましたが、残念ながら命あるもの全てに終わりがあり、カブトムシの寿命はこのぐらいです。

 

株くんがわが家にやってきたのが7月18日だから(当時の記事はこちら)、それから2ヶ月と4日。友人宅で生まれたのはその数日前らしいので、2ヶ月と1週間は生きていたことになります。

 

カブトムシとしては長寿です。

 

初めての飼育だったし、お盆まで生きてくれれば・・・と思ってお世話をしていた株くんですが、お盆を超え、9月に入り、お別れが近づいているのはわかりつつも1日でも長生きして欲しくて、ケース内を清潔にして、大好きなバナナ味の昆虫ゼリーをあげて、話かけてお世話を続けてきました。

 

息子ちゃんは「僕はとても悲しいんだ」「もう一生何もできないかもしれない」と、涙をいっぱい流して、悲しさを表現していました。息子ちゃんが「お別れ」を意識するのは、これが初めてのことです。

 

息子ちゃんがベッドに入り一人になって、横に株くんのケースを置きながら思ったんです。

 

今日は金曜日だったなーって。これが、平日の夜では、こんなにゆったりと、株くんとのお別れを教えてあげることはできなかっただろう・・・と。

 

そして、株くんが死んでしまってから気づくのではなく、まだ生きているときに気づき、命が終わっていく姿を見せてくれたこと。

 

息子ちゃんが話しかけると、少しだけれど、足を動かして、まだ生きていることを伝えてくれたこと。

 

明日の朝、株くんがまだ生きているのか、お空に行ってしまった後なのかはわかりません。でも、明日は土曜日。株くんとのお別れで息子ちゃんが取り乱しても、時間を気にすることなくその瞬間を感じさせてあげることができます。

 

昆虫に曜日や時間がわかるとは思わないけれど、学校から帰ってきて機嫌の悪かった息子ちゃんを、外に連れ出し気分転換をして帰ってきた後の時間で、そして金曜日で・・・。たぶん、これ以上ないほどのタイミングだと思います。

 

なんだか偉大な先生だな~と。

 

現実のわかっている私でさえ、奇跡が起きて、明日の朝、株くんが元気になってないなか~と思うけれど、株くんに辛い思いもさせたくないし、ここが寿命の終点ならば、たくさんのありがとう!と一緒に送り出してあげたいと思っています。

 

本当は、横にあるケースを覆っている毛布をどけて中を確認したい気持ちでいっぱいですが、終わりかけている命の火があるとしたら、それは静かに燃え尽きさせてあげた方がいい気がして、息子ちゃんが起きている時間に頑張ってもらった分、今から明日の朝まではそっとしておこうと思います。