涙 | 孤独な響きのブログ
頬に伝わる雫は

悲しさの塊

防いだ耳には

平和の音色。

何もかも見捨て、

ただ、見上げる。

高く、青く、美しい空を。

僕が流す涙は

僕の思い。

重ね重ね生きるのではなく、

僕の人生を見つける。

本物の人生を。

それは、

さびしい道行。


髪を撫でてゆく風が

心地よく、気持ちいい。

僕は涙を流す。

本の、僕の人生を探すため。