コーヒー関係内容になります!
かなりマニアック内容なので 興味ない方は飛ばしましょう![]()
珈琲焙煎機では「ここに温度センサーが欲しいのに!!」と
思う事が多々あると思います。 (え?ない?!)
今回行った温度センサーの増設を紹介したいと思います。
モデルは今手元にあるBESCA社の物ですが 他のロースターでも代用できるはずです。

①がデフォルトの温度センサー位置です。
このロースターはドラムが時計回りの2キロ釜ですが
800gほどでは正確に豆温度を測定してくれますが 500gとなると
豆の量が少ないので 豆温度 + ドラム内温度 のMIXされた数値が表示されます。
そこで皆さん思う事が 「もっと低い位置に温度センサーが欲しい!!!」ですね![]()
下の方にセンサーがあれば少量焙煎でも正確に豆温度を拾えるようになります。
デフォルトの位置での情報も焙煎には役に立つこともあるでしょうから それは残して
なるべく下の方に増設してみましょう!
フロントパネルは鋳鉄で造られている事も多いですし 良いロースターほど分厚い!!
BESCAは20mmもの厚さがありめっちゃくちゃ分厚くて ちょっと穴あけは大変です。
出来ない事も無いでしょうが気合いを入れて開けましょう。
この様な作業が慣れていない方はオススメしません。
そこで利用したいのがボルト。
②と③のネジはフロントパネルが貫通しておりドラム内までアクセスできます。
よく使われる覗きガラスの金具の③の位置は 扉の開閉時に温度センサーが引っかかる可能性があるので
今回は使用をやめました。
②のネジは 排出口パーツを止めるネジです。
時計回りの豆の動きと フィンに干渉しないか、開閉時に引っかからないか? など考慮すると
このボルトを利用するのがベストだと思います。
必要なお買い物!
1)
②と③は4mmのボルトが使われていたので 簡単な方法はエアー抜きボルトを使用する事。
※普通のボルトに気合いで穴開けても良いですが 結構大変です。
↑エアー抜きネジ。
真ん中に穴の開いているネジです。 空気を抜くときに利用するネジですが
この4mmまでのネジは1.5mmの穴が空いています。 BESCAの場合20mmの長さがおすすめ
2)エアー抜きネジに細いセンサーを刺すのですがオススメはこれ!

↑1.6mm温度センサー
私も実際に試しましたが非常に感度が良い!
3)
この温度センサーを刺す為に エアー抜きボルトの1.5mmの穴を1.6mmに広げる必要があります。
ステンレス用のドリルはお好みでチョイスしてください。
私はこんなの買いました。
1.6mmのセンサーを通すのですが ジャストサイズのドリルで良いと思います。
1.7mmにするとちょっと緩くなります。
4) 切削オイル
BASARA ステンコロリン 赤 がオススメらしいです。

ちょっと高いですが 「ステンレスが豆腐になりました」 と書かれているので
すごい代物です!!![]()
実際に加工

使用するエアー抜きネジの固定をする為に 排出口を取り外し
実際にネジをしめて安定させたうえで 穴を広げます。
1.5mmの下穴がある状態なので 1.6mmに広げるのはまったく簡単です!
※エアー抜きネジを使用しない場合は気合いを入れましょう!
特にステンレスのボルトはめちゃくちゃ硬いです!!
私は実験の意味も込めて25mmのボルトに穴を開けましたが けっこう苦労しました。
オススメはしません(笑)
黒い鉄製のボルトは比較的に簡単に穴が空くので 自作される方はそちらがオススメ。

↑これは BESCAから送ってもらった排出口を利用しているので ちょっとボルト位置は違いますが
排出口の止めネジを使用しても同じような感じになりました![]()
この新しいセンサーをデフォルトのセンサーと取り換えても良いですね。
そうされる方はこれで完成!!
ここからは このセンサーを交換ではなく増設としてお考えの方への情報です。
artisanに読み込ませる方へ
このセンサー情報を追加でartisanへ読み込ませるために
Phidget 1048 温度センサー
を用意します。

楽天で買うのがポイント含めて安くてオススメ。
在庫がなければギーセンで買いましょう。
ギーセンでは追加コードが+1000円で購入可能とありますが
まったく普通の電源コードを切っただけのものなので買う必要はないと思います^^;
温度センサーの先端についている圧着端子では大きすぎるのでカットして
線を剥いてそのまま差し込んでネジ締め。
「0」の位置で赤をプラス、白をマイナス(Gと書かれている方)に繋ぎます。
Giesenの説明では赤をマイナスに刺していますが 逆の事もあるので
とりあえず刺してみて 表示が変だったら差し直してください。
反対差し込んでも爆発しないから大丈夫ですよ![]()
Phidgets 1048 とartisanのセッティング
まずPhidgets 1048に必要なドライバーをダウンロードしましょう!ご自身の環境にあわせたOSを選択。
次はartisanのソフトウェアを。 とりあえず最新のものを。 2022年9月では2.6.0が最新です。
で、このPhidgets 1048はデータを読み込めるmini USBのBが必要ですよ!!!
今時miniUSBかよ! とか思っちゃいますが用意してください。
充電だけできるタイプじゃダメですよ。 データー読み込めるminiUSB Bタイプ ↔ USB Aタイプ ですよ!
USBでパソコンと繋いだら
デバイスの項目で 「エクストラデバイス」 で追加で「Phidgets 1048 4x TC 01」を選択。
「LCD1」「カーブ1」にチェック。 カラーも見やすい色に変更しましょう。 名前も解りやすい様に変更。
そのまま「フィジット」で割合(Rate)こ項目を「32」に変更。
とりあえず上記の設定で Phidgets 1048を使った温度測定が可能になっていると思います!
Bescaの場合は もともと温度センサーが2か所(豆温度と排気温度)がartisanで
測定可能になっていますので 今回のPhidgets 1048は 追加デバイスとして認識させました。
この辺りは それぞれの環境に合わせて臨機応変に設定してください。
今回は珈琲知恵袋ことBペーさんに沢山の知識を頂きました!
感謝感謝です![]()
次は BESCAお使いの方の特別な設定へ!
BESCAはこのPhidgets 1048を買わなくても 追加で1か所の温度センサーが接続できるのです!!!
Phidgets 1048は高いので 買わなくて済むのならそうしたいですよね^^;
