前回は 珈琲焙煎機への温度センサー設置について
Phidgets 1048 とartisanのセッティングまで書かせて頂きました。
今回はBESCA社のロースターに関する
温度センサー増設についての情報を。
BESCAロースターには豆温度と排気温度の2か所の温度センサーが
デフォルトでついております。
前回も少し書きましたが少量焙煎時にも正確に豆温度を測定できるように
低い位置にセンサーを増設したいな・・・(または移設)と思い
あれこれ調べてみました。
本体下のパネルを開けてデフォルトの温度センサーの線をたどっていくと
こんな物に接続されています。

一番上のT1がフロントパネルからの豆温度。
T2が排気温度
T3が空白。
T4は T1から分岐した線が繋がれており おそらくT1の温度からの情報をもとに
ある一定以上の温度になるとビービーと警告アラームがなるので そのための温度。
T3の空白がひじょ~~~~に気になりますよね![]()
これ使えないかな・・・と思っていたら 私と同時にロースターを購入したこーちゃんが

↑こんな図面を送ってきました!!
毎度ながらファインプレーを出してくれます![]()
T3がオプションと指定されているじゃないですか!!
ここ使えるかな・・・・? とBESCAの技術マネージャーにメールしてみました。
普通、こういう事って有料オプションで使う箇所になるので
まず教えてはくれないだろうな・・・と
「このT3ってあいているけど センサー差せば使えるのでしょうか?
有料オプションで使っているだろうし 無理に答えなくても大丈夫です」
とダメもとでメールしたら
「T3にセンサー取り付ければ使えるよ!!!」 とめちゃくちゃ速攻で返事をくれました!!
しかもものすごく丁寧に写真まで添付して解説してくれました。
BESCAお使いのあなた!! 高額なPhidgets 1048を買わなくても
センサー1つ増設可能ですよ!!
接続まで済ませたら・・・
1. Artisanを開く
2.メニューConfig>>Device>>Extra Devices
3.エクストラDevice で"Modbus 34 "を選択。LCD1とカーブ1にチェック
4.入力欄が埋まったら「OK」をクリックすると、Ports Configuration ページが表示されます。
5.入力3(インプット3)で熱電対のアドレスを入力し、スレーブには1を、レジスタには47を入力します。
このレジスターの47は大切な項目です。
私の購入したのはBSC-02ですが BESCAの製品はみんな ENDA-Modbusが使われているので
同じように設定出来るようです!
要するに BESCAは追加でセンサーの増設が出来る!!(無料で) と言う事です!!!![]()
これは非常にありがたい。
そして 追加情報を!!!
BSC-02とBSC-03(2キロ釜と3キロ釜)の温度センサーの位置を
最初から下に設置できる様になりました!!!

↑この青の位置にデフォルトセンサーが取り付け可能に。
何度もマネージャーと相談。打ち合わせしてやっとOKでました![]()
BESCAでも何度も実験を重ねてセンサー位置を決めているので
簡単に「ここに移してよ」 「はいよ」 とはならないのです。
今回は私の方でも下に設置した場合のデータを送り
少量焙煎時でも2キロの焙煎時と同じように計測できる事を証明してきました。
まだ2キロと3キロ釜だけなのですが 今後も交渉は続けていきます^^
今回も詳しい情報・知識を下さったBペー様。
特攻隊長として率先してT3を試してくれたこーちゃんに感謝です![]()