地下室のタイプには「地下室(全地下)」「半地下室」がありますが、我が家の場合は、「全地下タイプ」です。ドライエリアなし。

 

全地下タイプのメリットは、断熱性、遮音性、室温の安定性に優れていて、また周囲からの視線が気にならないという点です。

 

我が家の場合、楽器演奏などの防音室を目的にしていたので、更に防音性を高めるため、土と部屋の間の壁に、吸音や防震施工をしています。

 

 

↓地下室のドアは防音ドアを二重に設置してます。

1階から地下室に降りる階段から見た地下室の入口。

防音ドアは家具調で、2枚重ね。

 

 

一方、デメリットは自然光の採光や通風が難しいことです。

 

とはいえ、メリットにあげられているように、室温が安定しているのは夏と冬に実感します。

 

地下室への階段を下りていくにつれて、防音ドアの手前の空間の時点でもすでに、「夏は涼しく・冬はほんわりと温かい」空気に触れることができます。

防音ドアを開けて室内に入っても同様です。

 

 

地下室にはエアコンもありますが、演奏中や楽曲作成中以外は使用しません。

しかし、エアコンの有無に関わらず24時間365日、除湿器を稼働させていて、

年中、室温25度、湿度40%程度 で保たれています

 

この除湿器は、MITSUBISHI製で新築時からずっと稼働しています。

約18年!でも、まだ故障ナシ!

MJ-100VX という製品です

↓(2005年生産終了)


除湿器の集めた水は、排水タンクに溜まるので捨てなければなりません。

約8畳の部屋は、壁が厚いので実際はもっと狭い空間ではありますが、梅雨時に週2回ほど排水タンクが満水になります(4リットルで満水のタンク)

 

満水になると除湿機が自動停止してしまうので、梅雨時は2~3日に一度はタンクが満水でないか?満水になりそうなら水を捨てておく必要があります。

 

梅雨時以外は、週1回様子を見ておく程度で大丈夫。冬は乾燥するので月1回でも満水になる気配はありません。梅雨時だけ注意が必要。

 

ネットで「地下室のある家の失敗事例」として、地下室の湿気があげられていました。

我が家のような全地下でドライエリアもない場合、特に梅雨時を中心に、除湿対策は必須だと思います。

 

実感として、地下室は除湿器が稼働していると更に安心ですが、夏は涼しく冬温かい室温が安定した空間です。

 

そして防音性はバッチリ!

慣れていない私には耳が痛いすごい大音量であっても、真上の玄関にいて「何か音が聞こえる」程度です。

これは何度も検証したので防音は保証できます。

 

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■二世帯住宅★ラブソディー(狂騒曲)
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