完全分離型の二世帯住宅を建てるとき、私たちの世帯(2階以上と地下室が占有部分)に「ペットルーム」を作りました。2階のサニタリーに近いリビングに接した位置。
と言っても、たまにテレビで取材されているようなオシャレなものではありません。
(テレビで紹介されているのは、猫舎がガラス張りでリビングから眺められたり、犬がベランダに自由に出れるレイアウトだったり)
うちの場合、実用的です。
広さは1.5畳で長方形、入り口のドアは一般の家具調トイレドアを流用しているので、やや幅が狭いもののが、閉じているとペットルームには見えずに普通の部屋の入口に見えます。
小さめの窓が屋外向けに1つと、リビング向けにも1つあり空気の循環を考慮してのことで、窓からペットルームは覗けません。
床はフローリングではなく、塩ビ製のシートを貼って水拭きガンガンできるようにし、壁は壁紙ではなく、キッチンでガスレンジ側に貼るパネルを貼り、これも水拭きガンガンできるように。
天井と天井近くの壁は、消臭機能のある素材を貼っています。
そして、
ペットルームを作った理由ですが、新築して入居する時点で飼っていたペットが、犬4匹とオウム1羽と頭数が多かったのと、リビングに犬コーナーをつくりたくなかったからです。
犬は、共働きで留守時間が多いこともあって小型犬を2匹以上というスタイルです。
犬は当時は全てポメラニアン(父犬、母犬、娘犬×2)
オウムは「コバタンオウム」という種類で全身真っ白・トサカの羽が黄色、オウムの中では比較的小柄な種類。
ペットルーム内に、小型犬サイズのケージを計6個(横2列×縦3段)積んで、一番上はオウムが入ってました。
ペットルーム内に、犬用のトイレトレー(トイレシーツのワイドサイズ版)を置き、飲み水もここに置いていたので、ペットルーム内で留守番させることができます。
ペットルームがあると、
- 留守番中の事故(いたずら、ケガ、逃走)防止になる
- 来客によっては、人からも犬からも互いに見えないように隔離できる
(多少慣れた人でも、4匹はいきなりは多い) - トイレトレーもリビング以外に設置できる
(消臭は気を付けてても、やはり人のトイレと同じく臭う)
というメリットがありました。
最盛期?には、ポメラニアン5匹+オウム1羽でした。
↓
その後、18年間で変遷があり現在はチワワ2匹です。
ペットルームのドアの下部には、ペットドアを取り付けており、ポメラニアン達はビュンビュンと出入りしてました。
前のマンションにはなかったのに、すぐ馴染んでいたので、順応性高いポメ達だ~と感心してました。
現在、チワワ2匹ですが2022年2月までは、もう1匹チワワがいてチワワはMAX3匹でした。ポメラニアン→チワワに犬種移行した区切りのチワワです(12歳11か月で没)
ペットドアはポメラニアンの体形(正確には肢の長さ)に合わせて取り付けたので、チワワにベストではない点がありました。ペットドアの高さとドアの重さです。
ドアの高さはちょっと飛び越える気持ちで通ってくれたら通れますが、チワワのうち1匹は非常に小柄で体重1.4kgで無理でした(個性かも)
ドアの重さというのは、重くはないのですが、時々ストッパーをかけていることがあり、一度開けれないと思うと躊躇する性格のチワワもいて、洗濯はさみとかで少し開けておくと通ってくれるという手間が要りました(個性かも)
犬猫が通れるペットドアを設置する家もあると思いますが、特に犬の場合、体格が異なるとサイズ変更が難しいですね。
小型犬と限定したとしても、猫よりも体格差がありますね。
犬を室内飼いする家庭が増えてきて、リビングに犬コーナーをつくる場合もあると思います。
留守番中の事故防止や、犬にとっても安心できるスペースを固定化するにも、この考えは推奨します。それが、我が家の場合たまたま「部屋」にしただけです。
ペットルーム、、、もし犬が0匹になったら、窓もあるので書斎などにリフォームは可能かなと思います。
サイズ的にネットカフェの個室サイズだ~と改めて思いました。
勿論、倉庫や書庫にも適。
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