※「兄弟姉妹」と表記していた部分を「きょうだい」に修正するなど、一部補足をしました。
約18年前に夫の両親と住むために、二世帯住宅を建てました。
私から見ると義父母ですね。
当時、すでに義父母は70代でしたので、1階を高齢者世帯としてそれ相応の間取りやバリアフリー仕様で設計しました。
それらは、プロフィールページにあるように
■二世帯住宅★ラブソディー(狂騒曲)
https://minami-yoshida22.studio.site/
をご覧頂けたらと思います(まだまだ作成中)
それはさておき
「今どきの二世帯の構成」という話ですが、先日ある不動産関係の方と「二世帯住宅」について話している時に聞いたことです。
※あくまで伝聞または不動産関係の方の話なので、どこそこが調べたデータという訳ではありません。ご承知おきください。
二世帯で住む=親世帯×結婚した子世帯 と思っている方も多いのではないでしょうか?不動産関係の方の話を聞くまで、私もそう思い込んでいました。
そして、二世帯で同居すると失敗する!という話も、SNSなどで時々見かけます。
息子夫婦とその親 の場合が、多いそうです。やっぱりね・・・
ここでいう”失敗”とは、同居の解消(どちらかの世帯が退去)となり、二世帯でなくなることです。
同居を解消することで、心情的に解決するだけならいいのですが、もし、二世帯住宅を購入してしまったら、金銭または空き空間・設備をどうするんだ!って問題は残るでしょうね。
失敗が多いパターンは
「父母 × 息子夫婦」
理由:親子(息子)である故に、ついついお互いに言いたいことを強く言ってしまうから・・というのと、息子の妻が義父母との日々の生活で感じる習慣や価値観の違いなど。私の同居も、世帯構成でいうとまさにこのパターンです。
↓
で、この問題を回避するため、
「完全分離型の二世帯住宅」を建てたという次第です。
2階にある私たち息子夫婦のリビングなど
(真下に義父母のリビングがある)
そして、失敗が少ない親子パターンがあって
「父母 × 娘夫婦」
母と娘の連携が重要かも?義理の息子さんの考え方によるかもしれませんね。
ここでやっと「今どきの二世帯の構成」について話をしますが、
「きょうだい(兄弟姉妹)」の二世帯同居が増えてきているそうです。
二世帯=親子と思い込んでいた私は驚きましたが、家を建てた18年前ならなかったかもしれないけど、今どきならあり得るな!と思いました。
世界から見て飛びぬけて”超高齢化社会”と言われ、晩婚化も進み、少子化も進み、高齢出産も増え、生涯独身を選ぶ人も増え、単世帯も増加、、、などなど、世の中の変化が激しく、一昔前の常識では判断できないことだらけ(コロナ禍で更に加速気味)
二世帯と言っても、親子でなく年齢の近いきょうだいの場合があってもいいし、むしろソレに気づいて”きょうだい”で二世帯同居している方々の先見が素晴らしいと思いました。
★今日言いたかったのはココ★
年齢が近い世帯の同居だと、共に年を取っていくのでお互いの状況が想像しやすいと思いました。
例えば、加齢による体調不良に対しての”共感”とか・・・
私自身も同居の義父母のリビングに行くと、「部屋が暑い(もう暖房使ってる)」とか「照明が明るいとか、暗いとかの感覚が違う」とよく思ってましたが、今になってやっと!体感が若い時と違ってきたと思えるようになりました。
今は娘が帰省すると「暑い」「寒い」というので、やはり年齢差はいかんともしがたいのだな~と感じます。
このように親子の二世帯だと、いかんともしがたい年齢差があるため、親世帯が高齢になって例えば介護施設に入ってしまったり、介護が必要になると、子世帯に一方的な負担がかかると思います。
きょうだいの二世帯同居だと、同じように年齢ステージをあがっていくのでうまくいくのでは?と想像しました。
・・・と言っても老世帯×老世帯の共倒れはいけないので、それは福祉をうまく使って回避するとして。
このきょうだいの二世帯同居が以前より増えてきているような・・・という傾向は、家を持つ年代の中心が2人兄弟(姉妹)が、普通になってきたからかな?と思います。
家を持つ年代(50代より下の年代)は、夫婦と子ども1人という家族が増えているように思います。私の周囲では多いです。
という事は、この一人っ子達が、結婚して家を持つ年代になったとき、きょうだいが少ないのだから、きょうだいの二世帯同居は、成立しなくなるように思います。
また別の傾向(他人世帯の複数世帯同居=シェアハウス?とか)になるかも・・・
今日のまとめ:体力は無理でも、頭脳は少なくとも変化に対応していきたい・・・。
こんな完全分離型二世帯住宅に興味のある方は
こちら↓もご覧ください。
■二世帯住宅★ラブソディー(狂騒曲)
https://minami-yoshida22.studio.site/