皆さんこんにちは。今回はがんの補完代替療法(CAM)についてご紹介します。

 

 この中で私が実践しているのは以下のものです。

 

・アーユルヴェーダのオイルマッサージ

 太白ごま油を体に塗って15分程度吸収させ、のちに体を温める。パンチャカルマ療法の一部である。効果は老化防止であり、確かに効果を実感しています。

 

・ヨーガ アーユルヴェーダ、瞑想、整体、気功などに相当。

 ヨーガは非常に範囲が広く、禁戒・勧戒・アーサナ(対位法)・プラーナヤーマ(呼吸を使ったプラーナの運行)、瞑想からなる。健康に対する効果は抜群で、肝硬変が急速に改善したのはこのお陰と思います。

 

・鍼灸 東洋伝統医学に属すると思われる。

 週に1回鍼灸院に通っています。料金は4000円です。確かに効果はあり、施術を受けると非常に体が軽くなり調子がいいです。

 

 しかし残念ながら、補完代替療法(CAM)の評価は西洋医学関係者によるものですから以下の問題があり、あまり進んでいないようです。

 

・西洋医学関係者は補完代替療法(CAM)については素人であり、そもそも評価できない。

 

・西洋医学と補完代替療法(CAM)は利害対立関係があり、西洋医学関係者が補完代替療法(CAM)を正当に評価することは考えられない。

 

 特に伝統医学の手法は気血の流れを改善し、体調を整える事を目的としていますので、ランダム化比較試験などは無意味です。

 

 現在、補完代替療法(CAM)に救いを求める人が増加しているのは、西洋医学の限界があるからです。日本では明治維新以降に東洋医学の弾圧が行われ現在に至っています。一方で東洋医学には1500年もの臨床経験がありますので、そろそろ西洋医学一辺倒の医療システムを見直す時期かもしれません。

 

 ユーチューブ等では補完代替療法(CAM)を否定する動画を発信しているお医者さんが多数おられますが、内容は非常にプアーで医療業界の利益確保を目的としていると思われるものも存在します。

 

 皆さんもご興味がおありでしたら、取り合えず鍼灸を試されては如何でしょうか。

ひようは安価であり良心的な施術者が多いので、損は無いと思います。

 

 では今日はこれで終わります。皆さん最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

(参照記事)

https://www.jspm.ne.jp/files/guideline/cam_pdf/cam01.pdf