皆さん今日は。今回はワクチン接種率が高い国程感染者が多い理由についてご紹介します。
現在オミクロン株が大流行中ですが、下記の通りワクチン接種率の高い国程感染者が多くなっています。具体的には以下の傾向が顕著です。
・欧米諸国はワクチン接種率が高いにもかかわらず、感染者数が多い。
・アフリカ諸国はワクチン接種率が低いにもかかわらず、感染者数が少ない。
これには次の理由があるそうです。
・ワクチンはT細胞系の免疫を抑制しするため、感染しやすくなる。
感染者数は増加しますがサイトカインストームによる重症化を防ぐ効果は期待できます。
・ワクチンのオミクロン株に対する中和抗体は無効である。(下図参照)
(SARS-CoV-2の変異株B.1.1.529系統(オミクロン株)について(第4報)国立感染症研究所)
日本ではこれから3回目接種を促進するかどうかは悩ましい所です。政府は感染者増加に伴い保健所や特定医療機関がパンクしているので、できれば3回目接種は高齢者等の重症化リスクの高い人に限定したいのではないでしょうか。最近の政府の動向を見ていると、3回目接種にはあまり積極的ではないようです。これも一つの選択肢かもしれません。
私もオミクロン株の感染が早くピークアウトしてくれることを祈っています。
では今日はこれで終わります。皆さん最後までお付き合いいただき有難うございました。
(参照記事)
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