前話から日本兵に扮するヤンがみられます。

美中年風。


実にけしからんですね。



その帰り、ヤンはこっそり街中を歩くジャンを見かける。

マー社長の家にヌアンと訪れ、ドンの死を巡る不可解なことを伝える。

どうやら、毒を以て毒を制する作戦で、リーを追いつめるらしい。


それにしても、ジャンがマー社長に対して話す時、普通に話してる!

普段から落ち着いて話せばいいのに。

いつも目を見開いてニワトリのようにけたましい。


「忠誠心」がここでは私利私欲を示す言葉…。

ジャンがマーに、「あなたにだって、私に負けないほどの忠誠心があるとね。私利私欲で動くわけがない。」


会談の後、ヌアンが外で

「ソン家の名を汚すことになりますよ。」 

「オオカミを家に招くような行為です。」

と諌める。


しかしヌアン、結局ジャンに押し切られ、追従。

よくわからない人。




ところかわり、街の露店をみるティアン。

簪?を手に取る。

「女の子に贈ったら喜ばれますよ。」

と言われたときの笑顔がめちゃ好青年。


そんな折、泣いている迷子の男の子を見つけて声をかける。



ブルーカラーに身を包むジウが帰宅途中。

シャツは7部袖。

この時代にあったんだ。

久しぶりで、3話ぶりの登場。


家の前で弟の助けを呼ぶ声を聞き、扉を蹴倒す。

中にいたのは、お化け?役のティアン。

行き場のない手に笑える。

ガオーっと、おどけるティアンが珍しい。


自分のせいでジウを心配させてしまい、バツが悪そう。

「君は…、なぜここに?」

と眉間に深いシワを寄せるジウ。


ジウは目を見開いて、画面も小刻みに揺れ、苛立ちで出す、鼻息も聞こえて。

怖いよー



それから事情を説明したのか、黙々と蹴倒した戸を直すジウが映し出される。

ティアンはそのあいだ、飲み物を用意。


首筋が汗ばむジウの肌がえっちすぎる。

ティアンとの情事の際もこんな感じなんですかね??

雄々しい色気に眩暈がします。

汗ばむ体で街を歩けば、受けがホイホイついてきそう。


しかも汗を拭くハンカチが、初めて出会った日にティアンが渡した白のハンカチ。

絶対このハンカチを後でティアン欲しがる。


汗を拭く際に映る、胸元がゆったり開いた…というか首周りが伸びて広がった感じの、ほつれのある着こんだTシャツ。

ワイルド系のジウに似合っていてかっこいい。


ティアン、飲み物を渡して体育座りをし、

「(ハンカチは)もう捨てたかと思った。」 

ジウ「いつか返そうと。でも今はだめだ。また汚してしまった。」

ティアン「気にしないで。君にあげるよ。」

と。


ジウはハンカチ返すつもりだったと言いますが、額から垂れる汗を拭く程度ではなく、完全に自分の物のように、これでもかと惜しげもなく首筋とか汗を吸わせて使いこんでいたので、その言葉に笑ってしまう。


絶対に返す気ない笑


返したくないから、あえて使いこんでいる様子を見せていると思う。


ジウの汗が染みついたハンカチなんか、ティアンにとってご褒美ですよ…。

イケメンがかいた汗だからか、ハンカチが臭そうにはみえませんね。


ティアンはハンカチをそのままあげると言っていますが、あとでこっそり全く同じ白のハンカチと取り替えそう。 

なので、「気にしないで。(新しい白いハンカチを)君にあげるよ。」

が正しいかもしれません…。


ジウの血がついたジャケット、ジウに切ってもらったシャツの袖に続き、ジウの汗を吸ったハンカチが、ティアン・コレクションへ新たに仲間入り。


本編では、コレクションにするよりもジウの手元に残す方をティアンは選びました。

互酬性の観点からかな?



また、ティアンが体育座りをしますが、それをすることで、しゃがむジウに対して上目遣いになっています。

堕とそうと周到に計算してます、きっと。


立っているときは、微妙にティアンの方が大きいので、普段は上目遣いにはならない。

身長差は、革靴とスリッポンのような履き物の、靴底の厚さの差が原因かもしれないので、再考の余地あり。ただ、ドラマの宣伝かインタビューの動画かは覚えていませんが、並ぶとジウの中の人の方が低かった記憶が。


受けが攻めより背が高い映像作品は見たことないので、新鮮。


ティアンが、妹弟の面倒をみるジウを笑いかけながら褒めると、しばらく見つめ合った後に、ジウが少しはにかんで顔をそらすところ、良いですね。

意外とティアンがジウをいじめる感じ?

良いぞ!

そして、ティアン、そんなふうに笑うんだね、というくらい自然な、無邪気な感じの笑顔。

ソン家では、落ち着いた大人の男を意識しているのか、感情表現はあるけれど、表情は大きく変えない。

プレッシャーがあるのだろうな。隙を見せられないというのも。



ティアンとジウ感想は後半にまだまだ続きます。