2025.10.06月曜日

今朝、病院に行くために駅へ向かった。

私は階段を上がるのに時間がかかるのと必ず手すりが必要なので99%エレベーターやエスカレーターを使う。

自宅から駅へ向かう経路にはエスカレーターがないためエレベーターを使うのですが、このエレベーターが古くて狭い。

まあエレベーターが存在するだけで有難いのですが。

このエレベーター、内部が狭いだけじゃなく、一階と二階のエレベーターの乗降口が狭いのも難点。



写真は一階。

向かって左側には自転車置き場の出入り口があるので立てないスペースだ。

エレベーターは駅のためと言うより駅周りの店舗に行くために利用する人が多い。

駅前には団地しかなくて高齢者が多い。

中には駅前のスーパーのカートを勝手にマイカートとして使用している犯罪者もどきも存在する。

エレベーターの横にはスロープがあり自転車などはそのスロープを使う。当然ながら車椅子やスーパーカートはエレベーターの方が楽ちんだ。

今朝、私がエレベーターの前に到着した時点でエレベーターは二階に行っていた。

私はボタンを押して待っていた。

するとエレベーター前のバス降り口にバスが到着して何人か降りてきた。

2人がエレベーターの前に来て私の後方に立った。

1人は杖をついたおばあちゃんと、その付き添いの女性。

と同時に私が来た信号の方から電動車椅子に乗った女性がまっすぐエレベーターに向かってきた。

私は二階からエレベーターで降りて来た人が出やすいように道を譲るべく出入り口の道を開けた。

そこへ電動車椅子の女性が当然のように私が空けたエレベーター前のスペースに陣取った。

電動車椅子の女性は、あっ、スペースがある。ラッキーとでも思ったのだろうか。

思えば、その行動から不自然だったと思う。

後から来たんだから、後ろで待機するんじゃない?

私はこれじゃ、エレベーターで二階から来た人がエレベーターから出られないはず。

私は電動車椅子が降りて来る人のためにスペースを咄嗟に空けれないと判断して更にスペースを空けた。

そのタイミングで二階からエレベーターが降りて来てドアが開いた。

中からは杖をついたおばあちゃんとスーパーカートを押したおばあちゃんが乗っていた。

私の予想通り車椅子が正面を陣取っているのでエレベーターの中にいた2人は車椅子を避けるように降りる。

それはすなわち私が立っている方に隙間を見つけて出てくることになる。

杖をついたおばあちゃんなので歩き易いように私は更にスペースを譲る。

杖をついたおばあちゃんとスーパーカートのおばあちゃんは私と車椅子の間の隙間を縫って降りて行った。

私はエレベーターのドアが閉まらないようにボタンを押しながら電動車椅子の女性に先に乗るように「どうぞ」と声をかけて更に手で促した。

電動車椅子は反応なく(お辞儀も会釈も言葉もない)躊躇なくエレベーターに乗った。

私は電動車椅子の次に乗ろうとした瞬間、ドアが閉まりかけた。

本来なら私の後ろにいる杖をついたおばあちゃんにも優先して乗ってもらうべきなのだが電動車椅子の女性が無反応でエレベーターに乗った行動に驚いて判断を誤った。

が、結果的にその判断は正しかった。

なぜなら私が乗ろうとした際にエレベーターのドアが私に衝突したから。

これが私じゃなくて杖をついたおばあちゃんだったら転倒していた可能性があったからだ。

ドアに衝突された私を見て、私の次に乗ろうとしていた杖をついたおばあちゃんの付き添いの女性が「あらら」と言いながら慌ててエレベーターのボタンを押してくれた。

私は付き添いのおばあちゃんに「ありがとうございます」と言いながらエレベーターに乗った。

エレベーターの中は電動車椅子が真ん中に占拠されていて私は壁際にデカい身体を横にしながら進み前方に進んだ。(出入り口が一階と二階で違う2箇所タイプ)

そして進みながら目撃した。

電動車椅子の女性が[閉める]ボタンを押し続けていたのだ。

きっと自分が乗ったらすぐに[閉める]ボタンを押し始めたのだろう。

このエレベーターは高齢者の利用が多いため設定を変えているのかドアが閉まるのも遅いので通常は[閉める]ボタンを押さないとイライラするくらいドアが閉まらない。

だから車椅子が1台乗った程度で2人目が乗れないくらいに早くドアが閉まることがないのだ。

それなのに2人目の私が乗る前にドアが閉まりかけたと言うことは車椅子の女性が乗ったと同時に[閉まる]ボタンを押し続けていたのだ。

そして3人目、4人目が乗ろうとしているのに「閉まる」ボタンを押し続けている。

残念だが私の立ち位置から[開く]ボタンが届かない。

私は車椅子の女性に説明をしても無駄だと感じた。

車椅子の女性は3人目、4人目が乗ろうとしているのを見ながら[閉まる]ボタンを押し続けているから故意に押しているとしか思えなかった。

3人目は杖をついているにも関わらず。

100歩譲って[開く]を押してるつもりで[閉まる]を押していたら、普通なら慌てるはずだ。

そうか、私が「お先にどうぞ」と進路を譲ったことは車椅子の女性から見れば不要の善意だったわけだ。

私は当然のマナーであり小さな善意のつもりだったが受け取る方は、そう思わなかったのか。

それなら、譲られた進路(私の善意を)を断ってくれ!

でも、車椅子の女性は私が進路を譲る前にエレベーター前の私が元々空けていたスペースに侵入してきたんだった。

たぶん奴は自分が車椅子だから当然、先に乗る権利を主張していたのでは、ないか。

そして自分が乗ると2人目を乗せないようにドアを閉めようとした。

それは、もう悪意でしかない。

私たち3人の善意を踏みにじる行為だ。

私が車椅子の女性を見つけてからエレベーターを降りるまで車椅子の女性は一言も言葉を発しなかった。

仮に喋ることが出来ないとしてもアクションは出来るはず。

なんとも虚無感が残る数分の出来事だった。



今朝の体重



今日の食事

朝食:なし

昼食:海鮮たっぷりクリームドリアセット




夕食:ミンチ丼


今日もごっつぁんでした。