映画「木の上の軍隊」

653本目・劇場鑑賞


太平洋戦争末期の沖縄・伊江島で、日本軍はアメリカ軍の猛攻撃によって壊滅状態にあった。宮崎から派兵された山下一雄(堤真一)と沖縄出身の新兵・安慶名セイジュン(山田裕貴)は、アメリカ軍からの激しい銃撃から逃れて、森の中にそびえたつ巨大なガジュマルの木の上へ登って身を潜める。通信手段がない山下たちは、援軍が来るまで木の上で生き抜こうとするが、そのまま終戦を知らずに2年間も潜伏生活を送り、やがて極限状態に陥る。


ある日本兵2人の実話を基にした、井上ひさし原案の舞台を実写化したドラマ。太平洋戦争末期の沖縄でアメリカ軍に追い詰められて木の上に身を潜めた日本兵が、終戦を知らないまま2年間にわたって潜伏生活を送る。メガホンを取るのは『ミラクルシティコザ』などの平一紘。『望み』などの堤真一、『夜、鳥たちが啼く』などの山田裕貴らが出演する。


出典:シネマトゥデイ








セイジュンが素直で正直で忠実で、戦時下においてこんな性格で生きていけるのかと不思議なくらい。山下もお国のためとは言え忠誠過ぎるんじゃないか?

極限状態の中、現実と夢が入り混じり精神的にも耐え難い中の終戦の情報を入手。だけど、それが正しい情報なのか罠なのかさえもわからない。

島民が2人を見かけたのなら、なぜ助けに来なかったのが疑問。

終戦を迎えて2年経っているのに爆撃のような音にも疑問。



終戦後の爆撃のような音に関しては疑問が解消された。




私の疑問の何故誰も助けに来なかったか。

2人が生きていることを知らなかったら仕方ないが、ヨナミネの兄からの手紙には「2人を見た」と書いてあった。じゃあもっと早く「もう出て来て良いよ」と教えてあげればいいのにと切実に思った。