映画「チリンの鈴」
651本目・テレビ地上波鑑賞
「あんぱん」で話題になった「チリンの鈴」がEテレで放送されたので録画しておいたのを鑑賞
『アンパンマン』『やさしいライオン』で知られる作家・やなせたかしの原作を元にした中編アニメ映画。\n 狼ウォーに母親を殺された子羊チリン。強くなければ生きられないと認めたチリンは、仇であるウォーを訪ね、彼のもとで獰猛で強力な動物になるべく修業を積んだ。やがて3年。狼ウォーの相棒として、周囲の動物に恐れられるようになったチリンだが、そんな彼にウォーは最後の試練を与える。それはチリンの故郷に赴き、生まれ育った牧場の仲間を襲えというものだった。\n サンリオが製作した動物アニメだが、類作には見られないハードでシリアスなドラマが大きな反響を呼んだ。チリンと屈折した、しかし哀しい絆で結ばれたウォー役の声優・加藤精三の名演が印象に残る。同時上映は、サンリオ初の劇場長編アニメ『親子ねずみの不思議な旅』。
出典:allcinema
子供向けとは全然思えない作品。
チリンが獣になった姿が恐ろしい。
親の仇を取るために師匠を倒したチリンは果たして満足したのか。
「あんぱん」では親の仇を取ったリン(中国人子供で羊役)の心境などは描かれなかったが岩男(日本人兵隊で狼役)はチリンの鈴の狼と同じようなセリフを残した。
ちなみに岩男をイワオと呼ぶとイワオ→ワオー→ウオーとなるのも粋な脚本だ。