映画「国宝」

646本目:劇場視聴


任侠(にんきょう)の一門に生まれるも数奇な運命をたどり、歌舞伎役者の家に引き取られた喜久雄(吉沢亮)は、激動の日々を送る中で歌舞伎役者としての才能を開花させる。一方、彼が引き取られた家の息子・俊介(横浜流星)は名門の跡取りとして歌舞伎役者になることを運命づけられ、幼いころから芸の世界に生きていた。境遇も才能も対照的な二人は、ライバルとして互いに切磋琢磨(せっさたくま)し合いながら芸の道を究めていく。


芥川賞作家・吉田修一が歌舞伎の世界を舞台に書き上げた小説を映画化。任侠(にんきょう)の家に生まれるも、数奇な運命によって歌舞伎界に飛び込んだ男が芸に身をささげ、歌舞伎役者としての才能を開花させていく。監督は吉田原作による『悪人』『怒り』などの李相日、脚本は『八日目の蝉』などの奥寺佐渡子が担当。激動の人生を歩む主人公を『キングダム』シリーズなどの吉沢亮、彼の親友でライバルとなる歌舞伎界の御曹司を李監督作『流浪の月』などの横浜流星が演じる。


出典:シネマトゥデイ



最初は観るつもりがなかったんだけど評判になってるらしいことと、観たかった映画の時間都合が合わなかったので。

約3時間に、ちとたじろいだけど苦痛じゃなかった。苦痛だったのは私の尾てい骨。

なぜ松竹が配給しなかったのだろう。

キクオとシュンスケのメンタルを描くと言うより歌舞伎の舞台を観ているような歌舞伎役者を演じると言うことを観ているような感じ。



原作も大作らしく、かなり端折って映画の脚本にしたらしい。

機会があれば読んでみようかな。

映像で観る歌舞伎をどのように表現されているのか。



「2人道明寺」「曽根崎心中」「鷺娘」

キクオとシュンスケが演じるが

年代や境遇により演じ方や表現が違うのだろう

圧巻だった


3時間もの大作で

歌舞伎のシーンに時間を入れ込んでしまい

キクオ、シュンスケ、二代目半次郎、幸子、春江、マンギク、アヤノなどの心境を描き切れていなかった。

まあ、アヤノのことを出してしまったら3時間じゃ済まないけど春江の心境の変化はちょっと描いて欲しかった。