2024.06.16日曜日
No.88-7 NHK BSを録画。
群ようこが本作のために書き下ろした小説を、『バーバー吉野』の荻上直子監督が映画化した人間讃歌。凛としたたたずまいの中に優しさをのぞかせる食堂の店主役には、テレビドラマ「やっぱり猫が好き!」などで活躍する小林聡美。共演は『過去のない男』のマルック・ペルトラや片桐はいり、『ALWAYS 三丁目の夕日』のもたいまさこ。この個性的な面々がフィンランドの首都ヘルシンキを舞台に、のんびりゆったりとした交流を繰り広げていく様子を見るだけで幸せな気分になれる。
サチエ(小林聡美)はヘルシンキで“かもめ食堂”を始めたものの客はゼロ。ある日彼女は最初の客で日本かぶれの青年トンミ(ヤルッコ・ニエミ)にガッチャマンの歌詞を教えてくれと言われるが、出だししか思い出せない。彼女は偶然本屋でミドリ(片桐はいり)を見かけ……。
出典:シネマトゥデイ
ホントは片桐はいりじゃなくて室井滋を使いたかったのだろうか。でも、この作品では片桐はいりが最適でした。もしかしたら書き下ろしなのでキャスト先行かな。すると室井滋だったらミドリさんのキャラが変わっていた可能性がある。
この作品、実は初見は劇場で。
梅田スカイビルの中の映画館。当時は私は映画館に映画を観に行くのはイベントで1人映画なんて考えられなかった。今では日常だけど。更に、この映画を誘ってくれたのは会社の後輩だけど、その後輩は映画が嫌い。ドラマや映画に感情移入が出来なくて興味がないらしい。音楽一本の人。何故この映画を誘ったのか理由不明。群ようこが好きだったのか、やっぱり猫が好きファンなのか。おかげさまで私は、この後、「めがね」「プール」「マザーウォーター」「パンとスープとネコ日和」「山のトムさん」「ツユクサ」と小林聡美が出る作品は見るようになった。まあ、元々やっぱり猫が好きは見ていたんだけど。
なんの事件も起きない日常を描く作品。こういうの好き