2023.12.27水曜日
歌ネタで思い出すのは第二回のテツandトモ。
いわゆる歌ネタの走りだと思う。
昨日、偶然にも第二回のDVDを観た。
敢えて説明すると相方が観ていたのを横から
ついでに観た。
テツandトモがネタの披露を終えての得点。
そうか、松ちゃんも点数が低かったんだね。
西川きよしに寸評を求められた松ちゃんは
「これを漫才と言って良いか、難しいね」と発言。
更に立川談志が
「お前ら、ここに出てくる奴じゃないよ、もういい」と発言し会場が凍りつき、テツandトモの2人も固まった。
私の記憶は、ココまでだったので次の立川談志の言葉に気がついてなかった。
「褒めてんだぜ」
何だ、面白かったんだ。にしては点数が低いだろ。
私は当時、この顛末は主催者がテツandトモに謝罪すべきだと憤慨した。
テツandトモは、青がギターを弾き歌い赤が踊るという作風の一本だけ。当然、披露するネタも同様だと判断が出来るはず。だからM1グランプリに出場する時に漫才だけと言う制限をテツandトモに言わなかった主催者側に問題があると私は思ったのだ。更に予選を勝ち抜いてきたのだから、歌ネタは辞めてねと忠告する機会もあったはず。
普段からTPOに応じて、しゃべくり漫才や歌ネタやコントを切り替えるのなら、仕方ないがテツandトモは違う。被害を受けた良い例だと思う。
こんな経緯でキングオブコントや歌ネタ王が出来たんだと思う。
M1で歌ネタを禁止しているわけじゃないことは認知があるが、やはりネタが新鮮な方が受けやすい。その点、歌ネタは知っている歌を使用する分、ハードルが高いってわけですね。
私、テツandトモ好きなんです。