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BERG(ベルク)のブログ

日々の想いをつれづれに・・・

先日のアリスの記事を書いてから、
ルイスキャロルの
「ジャバウォックの詩」が気になり
手元の「ルイスキャロル詩集」などを
パラパラと・・・

詩から意味を消され
形式や(数学的な)秩序だけが残り
遊び道具となった秩序は
「響き」としての
新しい詩となっていく・・・
厳格なほどの遊び。
「少女」とは
都合よく塗り替えられる
お気に入りのメディアのよう。
自分を映し込む鏡にさえなってくれる。

「鏡の国のアリス」の中で登場する
ジャバウォックの詩編は
逆さ文字で最初は読む事が出来ませんでした。
そこで詩編を鏡に映してようやく読む事ができました。

面白いのは
「読む」と「わかる」が違っていたということ。

原詩の翻訳など
そもそも不可能で、
特に彼の詩は多くの韻を踏んでいたり
音としてとてもきれい。
多くの翻訳家たちが、その持ち味を活かそうと
日本語に(英語の造語を日本語の造語にしたりして)
頑張って訳してるんだけど
やはり英語のきれいな響きが出せないのは仕方ないですよね。

私も諦めて、詩の最初の4行だけ
既成の資料を組み合わせながら紹介することにしました。

        「ジャバウォックの詩」   BERUKバージョン

    夕げの煮込みのとろとろ時間 するりと粘つく トーヴたち
    遥々(はるばる)の域の芝生にて きりきり舞いに 穴うがつ
    弱ぼらしきは ボロゴーヴたち
    迷いのラースは うずめき叫ぶ(くしゃみを含みながら)



トーヴ: 狸とトカゲと栓抜きをかけあわせた変な生き物。
    チーズを主食にしている。

ボロゴーヴ: 貧弱で見栄えのしないモップのような鳥。 

ラース: 緑色の豚の一種。



<おまけ>
朗読によって詩が高まっていくのは、詩の語感だけではなく
朗読者の力もあるような・・・にひひ




<おまけのおまけ>
「アリスの盛り合わせ」

ナンセンスには、
センスが大事だと思ってしまう。

てなわけで
観てきましたよ。
「アリス イン ワンダーランド」

間もなく成人しようとしているアリスは
少女時代に不思議の国を訪れたことも忘れていますが、
或るきっかけで再びウサギの穴に落ち・・・
昔を思い出す事なく「drink me」と書かれた飲み物を飲み
「eat me」と書かれた食べ物を躊躇することなく食べ
ワンダーランドに迷い込みます。

途中 怪我してチェシャ猫が傷口を治してくれようとしたのに
「夢から醒めれば治ってるから」
と断ります。

怪物に襲われ掛かっても
「怖くない怖くない・・夢だから」

ラスト近くで 気違い帽子屋が寂しそうに
「ここに残れよ」
と言っても、アリスは夢をみてるだけだから帰ると云います。
「じゃ、私(帽子屋)は存在しないってことなの?」
と瞳をウルウルさせて帽子屋がきくと
「又来るわ」
と応えます。帽子屋は云います。
「(きっと君は)覚えてないよ」

子供の頃からアリスってこういう子でした。


字幕が立体になってるのが不思議な感じですね。

ジャバウォーキーの詩が受け入れられる
イギリスって羨ましい・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/ジャバウォックの詩

この詩は、
「ジャバウォックと呼ばれる正体不明の怪物が
名前のない主人公によって打ち倒されるという出来事が、
叙事詩のパロディによる形式で描写される。」
ということらしいです。

映画では、アリスがラストにジャバウォキーとチェス盤の上で戦います。

ナンセンスに無理矢理意味付けしようとするからストーリー的には
無理がある感があったけど、映像的には面白かったです。
特撮より演技で世界を作れるジョニーデップも凄いですね。

アリスは淡々と現実のなかで流されることなく現実的に夢みるタイプな気がするし
そこが、どこかシュールで
だからこそ また 非現実的な場所へも平気で行けてしまうのかもしれません。
ハートの女王よりもクールに・・

最後の最後、わたしの目の前に飛んで来たのはアオムシさんですね。
大人の象徴?



先日、書いたイタリアのチーズ「カステルマーニョ」について
ネット上で調べていたときに偶然見つけたサイトがありました。
http://blog.goo.ne.jp/mashiroya/e/1f9f1f84cb16fbe946d698d6e33e4a57
かなり以前にアップされたようなのですが、記事も写真も素晴らしかったので
わたしのブログに紹介させていただきたいとお願いしたところ
快諾してくださいました。
現在は、Amebaに引っ越されて来たジュリさんという方です。

ジュリさん、有り難うございます。早速転載させていただきま~す♡

なんと幻のチーズ発祥の地、カステルマーニョ村に実際に訪れたそうです目


$BERUKのブログ-ジュリ1


こんなに山奥!小さく白く見えるのが牛達ですね。

$BERUKのブログ-ジュリ2


なんだか夢のような場所ですね。憧れてしまいます。
冬は雪のために、村人も牛達も下山してしまい 限られた夏の時期にしか
作る事が出来ないのだそうです。

さぞかし村の人たちにとって楽しみなチーズなのでしょうね。

名前の由来元のカステルマーニョ教会の写真もアップされていました。


$BERUKのブログ-ジュリ4


その土地の歴史など詳しいことは何も知りませんが
画像を見ているだけで、なんだか崇高な気分になってきました。

食べ物に限らず風土が生み出す特有のものって興味深いし、面白いなぁ~と
つくづく感じました。