ルイスキャロルの
「ジャバウォックの詩」が気になり
手元の「ルイスキャロル詩集」などを
パラパラと・・・
詩から意味を消され
形式や(数学的な)秩序だけが残り
遊び道具となった秩序は
「響き」としての
新しい詩となっていく・・・
厳格なほどの遊び。
「少女」とは
都合よく塗り替えられる
お気に入りのメディアのよう。
自分を映し込む鏡にさえなってくれる。
「鏡の国のアリス」の中で登場する
ジャバウォックの詩編は
逆さ文字で最初は読む事が出来ませんでした。
そこで詩編を鏡に映してようやく読む事ができました。
面白いのは
「読む」と「わかる」が違っていたということ。
原詩の翻訳など
そもそも不可能で、
特に彼の詩は多くの韻を踏んでいたり
音としてとてもきれい。
多くの翻訳家たちが、その持ち味を活かそうと
日本語に(英語の造語を日本語の造語にしたりして)
頑張って訳してるんだけど
やはり英語のきれいな響きが出せないのは仕方ないですよね。
私も諦めて、詩の最初の4行だけ
既成の資料を組み合わせながら紹介することにしました。
「ジャバウォックの詩」 BERUKバージョン
夕げの煮込みのとろとろ時間 するりと粘つく トーヴたち
遥々(はるばる)の域の芝生にて きりきり舞いに 穴うがつ
弱ぼらしきは ボロゴーヴたち
迷いのラースは うずめき叫ぶ(くしゃみを含みながら)
トーヴ: 狸とトカゲと栓抜きをかけあわせた変な生き物。
チーズを主食にしている。
ボロゴーヴ: 貧弱で見栄えのしないモップのような鳥。
ラース: 緑色の豚の一種。
<おまけ>
朗読によって詩が高まっていくのは、詩の語感だけではなく
朗読者の力もあるような・・・

「アリスの盛り合わせ」