歯ブラシの毛の硬さは、JIS規格で決められていて「やわらかめ」「ふつう」「かため」の3パターンで表示されます。歯茎が健康な人は、一般的な硬さで汚れを落としやすい「ふつう」、歯肉炎や知覚過敏の人、歯茎が弱くなっている人は「やわらかめ」を選ぶようにしましょう。「かため」は力を入れて磨いてしまうと歯や歯茎を傷つける可能性があるので避けた方がいいでしょう。
歯周病は、歯と歯茎の境目にある歯周ポケットに侵入した菌が歯茎に炎症を起こしたり、歯を支えている骨を溶かしてしまう病気。歯周病の予防には、歯と歯茎の間を意識してブラッシングすることが大切です。そのため、歯茎を傷つけにくい「ふつう」や「やわらかめ」の毛がおすすめです。毛先が歯周ポケットに届きやすいかどうかもチェックしましょう。テーパードや二段植毛のものがおすすめです。