ジャンプ連載時に夢中でした。
絵が美しすぎる細かすぎる。
アニメ化してからはちょっと、なにこれ、デッサン狂いすぎじゃない。
というぐらいほど
世界的な核戦争によって文明と人々の秩序が失われ、争いが繰り返されるという最終戦争後の199X年(20世紀末)が舞台。暴力が支配する弱肉強食の世界に現れた伝説の暗殺拳"北斗神拳"の伝承者・ケンシロウの生きざまを描くハードボイルドアクション。1980年代の『週刊少年ジャンプ』を代表する作品の一つであり、漫画家・原哲夫と漫画原作者・武論尊の最大のヒット作にして代表作でもある。初出版である連載版は『週刊少年ジャンプ』(集英社)1983年41号から1988年35号に掲載され、当時一大ブームを巻き起こした。
- 西暦199X年、世界は核の炎に包まれた。
- だが、人類は死に絶えてはいなかった。国家が機能を失い、暴力がすべてを支配する世界となった核戦争後の大地で、一子相伝の暗殺拳北斗神拳の伝承者ケンシロウはかつての親友で南斗聖拳の伝承者シンによって七つの傷を胸に刻まれ、将来を誓い合った許嫁のユリアを奪われる。
- 元は暴力を嫌う心優しい性格だったケンシロウだが、冷酷な復讐鬼となり悪党たちを容赦なく叩きのめしていく。旅の途中で出会ったリンやバットを連れて、旅を続けるケンシロウは関東一円を支配する「KING」の首領、因縁のシンと再会し、死闘の末に倒すがユリアは転落死を遂げたと伝えられる。
- 旅の中でケンシロウは南斗六聖拳の伝承者たちと出会い、ときにかけがえのない親友として、ときに強敵として戦いを繰り広げる。そんな中、ケンシロウを騙って暴虐の限りを尽くすジャギを皮切りにかつての伝承者候補だった3人の師兄たちの生存を知る。中でも、ケンシロウにとってかけがえのない恩人で、真の伝承者として北斗神拳を受け継ぎ、医療に役立てるはずだったトキの消息が気がかりとなっていた。囚われの身となっていたトキと再会するため、監獄都市カサンドラを解放し初めて救世主と呼ばれた[注 1]ケンシロウであったが、トキはケンシロウとユリアを守るために被爆した影響から死を目前としていた。
- やがて、長兄にしてケンシロウ最大のライバルであるラオウが拳王軍を率いて現れる