ウォーキング中
この時季、草むらに入ると被服にくっついてくるのが、厄介なヌスビトハギなどの草の種(ひっつき虫)です。植物が自分の子孫を広い地域に広めようとあみだした得策ともいえるでしょう。動物にくっついて、種を運んでもらい、そこで繁殖しさらに勢力を広めていくのです。
#へっつきぼぼ ? それとも #ひっつきむし ??
絵ちやんは、ひっつきぼぼといっている。
ヌスビトハギなどくっつくと取るのに難義しますね。動物の毛ですと櫛を使うと簡単ですが、衣服はなかなか取れず、柔軟剤を入れて洗うか、こまめに取り除くしかありません。
しかし、この「くっつく」原理を利用したのがマジックテープです。ヌスビトハギやオナモミなどをルーペで覗くと棘の先端がまがって、マジックテープと同じような形をしています。