ローブ・デコルテ[1](仏:robe décolletée)とは、ネックラインが深く大きくカットされ、肩および背中と胸の上部を露出したノースリーブのドレスのことである。「Robe」(ローブ)は衣装、「colleté」は襟(えり)、「décolleté」で襟の打ち消し(襟無し)ということ、「Robe décolleté」で襟無し衣装、という語意である[2]。
ローブ・デコルテはイブニングドレスの一種であり、女性の最も正式な礼装として扱われるもので[3][4][5][6]、男性の燕尾服に相当する夜礼服である[7]。なお、対照的に昼の正礼装であるローブ・モンタントは「高い立襟のドレス」という意味があり、こちらは肩も背中も露出していない。
18世紀のフランスが発祥とされ、現代においても白人主流派の先進国であるアングロサクソン諸国では女性の最上位の夜礼服として用いられる[24]。胸や肩を大きく露出させることで着装者の肉体的な美しさを誇示する役目を果たす。フランス語でローブは「ドレス」を、デコルテは「肩・胸・背中をあらわにした」という意味。その2語を繋いだ「ローブ・デコルテ」は床につく裾丈で、襟元が広めに開いた胸元や肩、ときには背部も見せるドレスのことである。
