ヤングケアラー | 絵ちやんの 人生 ヨワヨワ日記 

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ヤングケアラー

ヤングケアラーとは、通学や仕事のかたわら、障害病気のある親や祖父母、年下のきょうだいなどの介護や世話をしている18歳未満の子どもを指す。

家族の病気や障害のために、長期のサポートや介護、見守りを必要とし、それを支える人手が十分にない時には、子どもであってもその役割を引き受けて、家族の世話をする状況が生じる。介護のために学業に遅れが出たり、進学や就職を諦めたりするケースもあるといい、実態の把握が急がれている。

 

厚生労働省は、2020年(令和2年)12月に初の実態調査を始める方針を固めた。同省は自治体や教育委員会などを通じ、該当する小中高生の人数や介護の内容を調べ、家族構成や学校生活などへの影響のほか、親が自分の世話をさせることで事実上のネグレクト(育児放棄)に当たる事例がないかどうかなども調べる[1]。この調査の結果が2021年(令和3年)4月12日に公表され、全国の中学2年生の6%、高校2年生の4%がヤングケアラーに該当すると発表し、この2学年だけで約10万人に上ると推計している。世話をする家族がいる生徒にその続き柄を尋ねたところ、「きょうだい」が最多で中2が62%、高2が44%、「父母」は中2が24%、高2が30%だった。平日の世話にかかった時間は、1日平均で約4時間、7時間以上も1割に上り、このうち4人に1人が「健康状態がよくない」と回答した。調査結果を受けて政府は「政府として、しっかりと実態を踏まえ、ヤングケアラーの支援について検討していく考えだ」と述べた。