大切なお知らせについて | 『日々精進』

大切なお知らせについて

突然の発表でごめんなさい。

私Jin-Machineのていおん!担当、ブッシュドノエル・水月・アリッサは『Jin-Machine TOUR 2017 kiss-キス- ~愛 miss 優~』7月9日 原宿アストロホール公演をもちまして、Jin-Machineを脱退します。

理由は家庭の事情によるものです。

詳しい事情に関して説明するかどうか非常に悩みましたが、脱退という決断は、お世話になっている関係者の皆様、そして何よりいつも応援して下さるお客様に対して説明する義務があると自分なりに判断し、ここに書かせて頂く決断を致しました。

私の家族は今主に自営業の仕事で生計を立てています。

そんな中、およそ3年前に父が病に倒れました。

無事に退院はしたのですが、いつ仕事が出来なくなるかもわからず、病と闘いながら仕事を始めた父を見るうちに、また家庭の経済状況も含め、長男である自分がJin-Machineをいつまで続けられるかどうかわからない状況をメンバーに相談しました。

その度にメンバーには親身になって相談に乗ってもらい、Jin-Machineを続ける活力になりました。

3年前から家庭の事情について色々相談に乗ってくれていたメンバーには本当に感謝していますし、父が回復する事を信じてずっとJin-Machineのメンバーとして活動していこうと心に決めていました。

ところが、数ヶ月前から父の体調が悪くなり、父が家にいる時は母が介護をする機会も出てきました。

また隣には私の祖母もひとりで住んでいて、母が面倒を見ながら生活をしているのですが、両親ともに還暦を迎え、元気な母も体調を崩すことも出てきてしまいました。

そんな中、長男である自分もJin-Machineの活動の為に仙台にいられる機会があまり無く、両親に与える負担がどんどん大きくなっていくのを実感せざるをえませんでした。

Jin-Machineの活動が順調になればなるほど、家族に負担がかかる。

ここまで育ててくれた両親に対する葛藤が自分の中で生まれてきました。

また、Jin-Machineが東京で活動している中、家庭の事情で自分が仙台に帰らなければならなくなる機会もあり、私情を挟んで仙台に帰らなければならない状態作ってしまう事で、他のメンバーに迷惑をかけてしまうという葛藤も生まれました。

それでもJin-Machineとして活動できる事が自分にとって生き甲斐であり、親身になって相談に乗ってくれるメンバーや関係者の方もいますし、何より応援してくれるお客様もいる。

その事実がJin-Machineを続ける事への活力になり、決意は揺るぎないものでした。

そんな中、数ヶ月前に両親が体調を崩したのを機に少しずつ自分が仙台を離れるのが難しくなり、このままでは自分がいる事によりJin-Machineの活動に支障が出る懸念が出てきました。

Jin-Machineに正式に加入して5年、サポート期間も入れると8年。

年々メンバーと一緒にいる機会が増え、共通の趣味も沢山あり、メンバー全員で飲みにもしょっちゅう行くようになり、年を追う毎に仲が悪くなるどころか、メンバーといるのが本当楽しくなっていました。

元々バンドで面白い事をやる事に抵抗があった自分に、新しい境地を見出しててくれたメンバーと活動する事に本当に幸せを感じていました。

応援してくれるお客様も沢山いる。

自分が今まで見てきたバンドの中でJin-Machineは間違いなく最高のバンドです。

その最高のバンドに自分がいる事により、活動に支障が出てしまうかもしれない。

自分の中でそれは絶対に許せない事でした。

Jin-Machineのメンバーの中でメンバー全員が重要な役目を与えられている、勿論それは自分も例外ではない。

自分なりにその重要性は理解しています。

それでも、やはり自分が在籍している事によりJin-Machineが前に進めなくなる可能性がある。

その事実を考えた時に、非常に苦渋の決断ではありましたが、脱退という決断に至り、今年に入りメンバーに脱退を申し入れました。

正直、殴られても仕方ないくらいの覚悟で話をしましたが、メンバーみんな変わらず親身になって話を聞いてくれました。

何度も話し合いを重ねましたが、脱退を申し入れた時点で自分の中で覚悟を決めて話したので、メンバーも脱退という事情を受け入れてくれました。

そしてまた、Jin-Machineを脱退するまでも、脱退した後も変わらず付き合いを続けてくれるとも言ってくれました。

そして今までその事実に偽りは無く、みんな変わらず接してくれています。

本当に本当に最高のメンバーでありバンドです。

そのメンバーに心配や迷惑をかけてしまって、感謝の気持ちと共に本当に申し訳なく思っています。

また、バンドに関わって下さっているスタッフさんはじめ関係者の皆様、今までお世話になりまして、本当にありがとうございました!

そして何より、ずっと応援して下さったお客様、いや平民の皆様、今まで応援して下さいまして本当にありがとうございました!

そしてこのような決断をした事を本当に申し訳なく思います。

本当にごめんなさい。

今後についてはまだ両親と相談中ですが、正式にバンドを組んで本気で活動するのは難しいのかなと考えています。

バンドを続けれるのであれば当然Jin-Machineを続けていますし、Jin-Machine以外のバンドで本気で活動する事は自分の中で考えられないからです。

Jin-Machineが自分にとって生き甲斐であり大好きなバンドですから。

Jin-Machineとして活動できた事は、自分の一生の中でかけがえのない財産となりました。

沢山の出会いがあって、海外に初めて行ったり、赤坂BLITZでワンマンができたり、TVに出演する事ができたりと、普通では体験する事ができない素敵な思い出を沢山作る事ができました。

本当に、素晴らしいメンバーやスタッフさんや関係者の皆様、イベントでご一緒して下さったバンドの皆様、そして何より応援してくれる平民の皆様。

素晴らしい経験や思い出を本当にありがとうございました‼︎

感謝の気持ちは一生忘れません‼︎

7月9日まで残された期間は3か月となりますが、今まで以上に全力で活動していきますので宜しくお願いします!

そして7月9日以降もJin-Machineを変わらず応援して頂けると嬉しいです!

長くなりましたが、最後に

16さん
ふざけているようでも、舞台に取り組む姿勢は誰よりも真面目ですし、トークの面白さ、メンバーの面白い部分を引き出す力は本当に凄いと思います。
リーダーとして今まで支えてくれて本当にありがとうございました!
ただ、お酒の飲み過ぎには気をつけてくださいね(笑)

あっつさん
メンバーの中では一番付き合いが長く、Jin-Machineに加入するきっかけを作ってくれたのもあっつさんでした。
同じ下手として心強かったけど、白塗りのあっつさんはとても目立っていて、負けないように切磋琢磨できたからこそ今の自分があると思います。
本当にありがとうございました!
でも、いつも心配になるのでしっかり食べてくださいね(笑)

ひもりくん
家が近くて、よく2人で飲みに行ったりして一番遊んだりしたのがひもりくんでした。
何だかんだで凄くしっかりしていて、色々相談に乗ってくれて、ここまで自分がJin-Machineを続ける事ができたのもひもりくんのお陰です。
天才的な音楽センスで、音楽の楽しさを教えてくれて本当にありがとうございました!
ダイエットも大事だけど、身体を大事にしてくださいね(笑)

キム君
リズム隊として最強ドラマーのキム君と組めた事は本当に幸せでした!
趣味の共通点も一番多くて、バンドに関係ない話が一番できたのもキム君だったし、好きなアーティストも共通点が多くて、一番セッションした機会が多かったですね。
本当にありがとうございました!
イケメンなのに面白い事も率先してやるから、インストアイベントでは勝手にライバルだと思ってました(笑)

平民の皆様
改めて、突然の発表申し訳ありません。
正式加入してから5年、サポート期間も入れると8年、こんな自分が今まで活動してこれたのも、応援して下さる平民の皆様がいたからこそです。
本当に感謝しています!
7月9日までの残された期間、全力で感謝の気持ちをお返ししますので、ライブハウスで待ってます!
そしてこれからも変わらずJin-Machineの応援を宜しくお願いします‼︎
本当に本当にありがとうございました‼︎

平成29年4月21日
Jin-Machine ていおん!担当
ブッシュドノエル・水月・アリッサ