本当に、動物の命を何だと思ってるのか…
認知症予防の道具でも、人間の癒しの為の道具でもないですよ
以前、留守番が長時間あるご家庭から里親申し込みがった事があります。持ち家、仕事もされていて、人柄も良さそうな方でした。ただ、留守番が毎日10時間以上…
比較的留守番に慣れてる子でも、さすがに10時間は長すぎるのでお断りしました
群で過ごす犬にとって、１匹だけの寂しい時間…
野犬などで人が苦手な犬は、人が居なくてヤッホー！な時間でしょうが、その間に脱走や、誤食、ケージに挟まるなど、どんな事故が起こるかわかりません
病気や年齢により介助が必要になった時はどうするのか？
いろいろ考えると、10時間の留守がある家庭で犬を迎えるのは止めた方が良いですよとお話しましたが「これが人間のエゴなのはわかっている。でも、動物に癒されたい…」と。
私がお断りした後、この方はペットショップから子犬を迎えられました
これが仕方ない事なのか、とんでもない事なのか、人それぞれの考えでしょうが、動物の感情は置き去りでいいんでしょうか？
そして、高齢の方からの相談もあります
病気で入院するから、その間のお世話を…
身体が動かなくて飼うことが出来ないので引き取って欲しい…
は
？それは飼う以前にわかってたことでしょう？困った時は誰かが何とかしてくれると思ったのか、頭悪すぎて考えが及ばなかったのか…
？それは飼う以前にわかってたことでしょう？困った時は誰かが何とかしてくれると思ったのか、頭悪すぎて考えが及ばなかったのか…ボランティアに相談しなくても、こういう時の為に、有料で引き取りやお世話をしてくれる所があります
相談されるのは、そのお金が払えない方たち
仕方ないので、私たちは、動物が可哀想だからお手伝いします
仕事でも、行政からお金を貰ってるわけでもありません
なので、出きる範囲での活動です
思いきって手放して貰えた方が段取りしやすく楽です
当然ですが、医療費は飼い主に負担して貰います
(負担して貰えない事も多々ありますが…)
そして、他の保護っ子と一緒に募集をかけます
でも、中には、退院するまでとか、お世話できないのに手放したくないとか、終わりの見えない事を言う方もいます
もう、それは、親戚や近所の人に頼んでくれ！！って話ですよ
お世話に通う時間、かかるお金、労力、これを費やして得られる物は何なのか…
出来れば最後まで飼い主さんと一緒に過ごさせてあげたいと思います
でも、ボランティアとして、出きる事には限界があります
普通の生活プラス、保護活動をしているので、現在の保護っ子達のお世話で精一杯で時間に余裕はありません
私は、あくまでも保健所からの引き出し、個人からの相談もありますが、それは条件つけてます
ペットサロンをしているので、サロンとして有料で行うものなのか、ボランティアとして無償で行うものなのか…
非常に線引きが難しいです
なので、こういうことにならない為に、譲渡の際の譲渡条件というのは厳しくなります
動物に適切な医療もかけられない生活困窮者や、お金はあっても動物にお金かけたくない方
５年後、10年後の事を考えると、大型犬、小型犬ではお世話の大変さが変わってきます
そしてもしもの時にサポートしてくれる方がいるか？
同居の家族、後見人などが条件になるのはそのためです
それでも、どうしてもサポートが必要な時は自分の保護犬は責任持ってお手伝いします
ボランティアは条件が厳しいからペットショップでと言われますが、ペットショップはここまでしてくれますか？
動物は私たちに本当にたくさんの喜びや幸せを与えてくれます
でも、逆に人間は動物に幸せを与えることが出きるのか、考えて欲しいです
もし、これから認知予防や長生きの為に行政が高齢者が動物を飼うことを推奨するなら
行政が責任持って対応してくれ
そして、里親募集の場合はベリーズドッグはボランティアとして協力しますが
一時的、継続的に預かりや家に通ってのお世話、お散歩や通院のお手伝いなど、シッター業の様な事は保護活動をしているベリーズドッグの活動外です
緊急の場合は対応しますが、もし、↑の様な事を希望されるのであれば、他の方へ頼まれて下さい
もしも個人の方や、シッターさんなどでこういう協力をしても良いという方、また、こういうサポートを専門に活動されてる団体さんなどありましたら教えていただけると有難いです