「オーストラリア政府は国際線フライトへの「(無機物の)パウダー類(Inorganic Powders)」の機内持込み規制を開始した。」と、在ケアンズ領事事務所からメールが届きました。
●月●日から。でなく、開始した。なんだw
ちなみに、6月30日からスタートしたそうです。
このお知らせメールは「在留届」を出している方、皆に届く一斉メール。
(*3ヶ月以上滞在する日本人は、その地を管轄する大使館または総領事館に氏名をはじめ旅券番号、連絡先等を「在留届」として提出するよう義務づけられています。)
事故や災害などに遭った際、家族への緊急連絡、救助などに役立てられる大切なシステムですし、
上記のようにお知らせメールが届くので届け出をお忘れ無く。
ちなみに現在、オーストラリア全土に6か所あります。
*在オーストラリア日本国大使館(キャンベラ)
*在シドニー日本国総領事館
*在パース日本国総領事館
*在ブリスベン日本国総領事館
*在メルボルン日本国総領事館
*在ケアンズ領事事務所
(各詳細はこちら→外務省/在外公館リスト)
今まで機内への持ち込み量が制限されていた液体、スプレー及びジェル状のものに加えて、
塩、砂、化粧用パウダーなども「有機物が原料でない粉末状のもの(パウダー類 Inorganic Powders)」も制限に加わります。
*1品あたりの容量・重量は「100ミリリットル/グラム」まで
*1人あたりの持ち込み可能な総量は「350ミリリットル/グラム」まで
ちなみに、食料品、粉ミルク、砂糖など有機物が原料となるパウダー類(Organic Powders)は機内持ち込み規制の対象外とのことですが、
液体、スプレー及びジェル状のもの同様、ジップロックのような透明袋に入れ個別にしX線検査する必要があります。
また、医師に処方された薬も同じく規制の対象外とのことですが、処方箋による証明が必要なんですって。
機内で粉薬を飲む方、赤ちゃんの粉ミルクを持ち込む方などご注意くださいね。
(*オーストラリア各地の空港から国外に向けて出発する国際線フライトの対象です。)
詳細はオーストラリア内務省をご確認くださいな。
さて、おさらい。
オーストラリアは食べ物の持ち込みが非常に厳しい国です。
オーストラリアは固有の動植物の保護や環境維持のため、厳しい検疫措置を実施しています。
これは、害虫や病原体の侵入を防ぎ、オーストラリアの環境および動植物や人々の健康を守るため。
機内で配られる入国カードの該当欄
例えば、入国される際に植物、動物、動植物でできた物品、特定の食品(例:乳製品、魚・魚製品、蜂蜜、肉・肉製品等)必ずYESに印を付けて下さい。
申告漏れや虚偽の申告があった場合には罰金・罰則が科されますのでご注意を。
ちなみに、禁止品を持っていても申告すれば罪に問われることはないので、分からない場合にはYESに印を付けるのが賢明。
よく、卵製品は持ち込めますか?と聞かれますが、答えはYES。
もちろん生卵とかダメだけど (そもそも生卵持ち込む人はいないでしょうw)
加工された卵製品や卵が具として含まれる加工食品、原材料に卵が使われている焼き菓子等はOK
マヨネーズ、のり玉ふりかけ、親子丼の素、炒飯の素、インスタントラーメン、クッキー、たまごボーロ、持ち込めます。
その他、ダメと聞く乳製品や種子、ナッツ類ですが、
チーズ鱈、ピーナッツ柿の種、梅干し、カレーやシチューなどのルウ、みそ、
他にも鮭ふりかけとか、たらこパスタソースとか、あと調味料系(顆粒だし(かつお、昆布)、煮干し、コンソメ、ウェイパー、シャンタンetc)も大丈夫です。
次によく聞かれるのは、お肉やお魚
あまりお肉製品を持ち込んだことがないのですが、
生はダメでしょう。
市販の缶詰、レトルト、瓶詰めなど、加工されていればOK
お魚類ですが、申告すれば生でもOK
ちなみにAKさんは空港向かうギリギリに冷凍庫から出し、発泡スチロール箱に冷凍した保冷剤入れてガムテープで冷気が逃げないよう密封し、預け荷物スーツケースへ。ちなみに、ケアンズ帰ってきてもまだ冷凍した保冷剤が溶けきってません。
鰺の干物、ほっけ、西京焼き、ブリ照り、しめ鯖、サバ味噌、金目鯛、明太子、たらこ、ししゃも、etc 持って帰ったことあります。
知り合いの客室乗務員さんは、お刺身(サーモンとかまぐろとか、ハマチとか)
持って帰ってくるよ
あ。ちなみにお米も持って帰るよw
日本帰国の都度、毎回スーツケースを一杯にしてケアンズへ帰ってきています
家族からは「買い出し帰国」と言われるほどw
要は、商業的に包装してあり(スーパー等で買ったもの等)
未開封であれば大丈夫だと思います。
quote: Australia Government
入国カードの該当欄がある場合は必ず申告を。
分からない場合はとりあえずYESに印を。
また、お酒やタバコの持ち込みに関しても非常に厳しいです。
アルコール類は2.25リットル、タバコに関しては2017年より25本(25g)まで
ご注意ください。
最後に………
ケアンズ空港での体験談を元に書いてます。
検疫は担当する検疫官、また他都市によっても異なることをご承知くださいね。
そして自己責任でw
詳細はオーストラリア内務省をご確認ください。
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