例えば、2歳の子どもが保育園の友達の真似をして、家に帰ってきたら壁を蹴り始めました。

あなたなら、どうしますか?

 

1.壁は蹴るものではない。壁が傷むので止めるように伝える?

2.友達の真似をしてみたいという想いを汲んで気が済むまでやらせてみる?

 

私は、どちらでもいいと思います。

子どもには、共感した上でなぜ止めてほしいのか、なぜやってもいいのかを子どもに言葉で伝えることが大切です。

 

1の場合

「真似をしてみたかったのね。でも、お母さんは家を大切にしているから蹴られるのが嫌なの。壁も痛いって言っているよ。だからやめてほしい」

一旦、気持ちに寄り添いながら、自分が嫌だと感じているので止めてほしいことを伝える。

 

2の場合

「友達の真似してみたいんだね。〇〇ちゃんの気持ちがすっきりするまでやってみていいよ」

2歳の子ども壁を蹴っても壊れることがない。それよりも子どもの気が済むまでやらせることを優先する。そのうち飽きてしなくなるだろうと考える。

 

親によって価値観が違うので、子育てをしているといつもその選択に迷うと思います。

よく夫婦で違うことがありますよね。

 

その時は、それぞれの考えを伝えた上で、どうしてもしてほしくないと思っている方に合わせてください。

それは、どうしても嫌なことをパートナーが分かってくれたらうれしいですよね。

そこで信頼が生まれます。

 

人それぞれ「これはいいけれど、これは許せない」ということが違います。

夫婦それぞれ、お互いの気持ちを理解し、嫌なことはしないようにしていくことが大切です。