本日は・・・
 
 
 
鈴鹿市考古博物館の現地見学会「遺跡の歩き方:伊勢国府跡」に参加しました。
 
 
 
午前中は小雨模様でしたが、見学会が始まるころには晴れ間がでてきました。
 
 
 
今回は伊勢国府の政庁跡の見学となります。
 
 
 
 
 
 
 
 
三重県の大部分を占めていた古代の伊勢国において、
 
 
 

国府とは国ごとに置かれていた役所のことです。

 

 

 

その伊勢国の国府がこの地にあったということで、

 

 

 

見学が始まる前から興奮が収まりません。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
駐車場から政庁跡の場所に移動し・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

平成26年までの発掘調査結果からは、

 

 

 

伊勢国府は奈良時代中期(8世紀)の建物であり、

 
 
 
屋根に瓦も葺かれて柱には丹塗りがされているところまでは確認できたが、
 
 
 
基壇の化粧などが施されていなかったり、
 
 
 
周りの建物も地割がなされているが全体の整備には至っていないことから、
 
 
 
国府としては未完成であったとのこと!!!
 
 
 
その答えは文献資料にもないそうですが、
 
 
 
年表に「大風や異常風雨や風損」などの災害が記録されているので、
 
 
 
完成間近に自然災害等により倒壊したと考えられているそうです。
 
 
 
発掘調査はまだまだ続いているので、
 
 
 
新しい発見に期待したいですね!
 
 
 
 
 
 
現代では・・・
 
 
 
この地は雑木林の様相になっていますが、
 
 
 
 
 
 
 
 
本来の国府であれば800人もの方々が働いていたであろう場所に佇んでいると、
 
 
 
なんとも言えない興奮を覚えます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回はたくさんの考古ファンが集まり、
 
 
 
考古博物館員の説明の一語一句に聞き入っていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
ワタクシは古代大好き人間なので、
 
 
 
遺跡や史跡の場所に佇むと・・・
 
 
 
1300年前の情景はどうだったろうと思うのです。
 
 
 
ロマンですね!
 
 
 
 
 
 
 
ではまた