「ハイスクールミレニアム2012」 を観た日記の続きです。
お昼は月組を観て、夜はそのまま星組を観ました。
この日しか休めなかったので、私にとっては初日かつ千秋楽であります。
お席は最前下手。
昼は上手だったので、両方の角度から見ることができてよかったです。
お昼の回はいろんな登場人物に注目して観ていましたが、夜は夏鈴ちゃん演じるかおりを中心に
観ることにしました。
未来からやってきたかおりは、主人公真琴の高校時代の親友「真剣勢見香織」だったのです。
同じ「かおり」なのに、後半で真相が明らかになるまで、自分は全然気づきませんでした。
視点を変えて観ることで、二回目もとても感動できました。
むしろ、二回目の方がより深く、この作品を味わうことが出来たと思います。
タイムスリップした登場人物が一同に集まった時の、かおりが真琴を見つめる表情や、
真琴とかおりが二人一緒に並んで、昔の自分達を見つめるシーンは胸が締め付けられるような
気持ちになりました。
かおりの表情はやさしかったり、悲しそうだったり、夏鈴ちゃんが感情豊かに演じてました。
昔、偉大なプロレスラー武藤敬司がプロレスのタッグマッチについて、試合の権利がなくて
コーナーに控えているときでも、ただ立ってるだけじゃ駄目なんだ、一挙手一投足の動きにに
集中しなくちゃいけない、というようなことを言ってたのを思い出します。
夏鈴ちゃんの沈黙の演技、武藤をも唸らせる出来栄えでした。
※ちなみに夏鈴ちゃんと武藤敬司は同じ事務所(サラエンタテイメント)であります。←今日の豆だよ
舞台となる2000年の高校で真琴とかおりは気まずくなって、そのまま別々の道を歩むのですが、
タイムスリップしても過去の事実を変えることはできないわけで、東京大空襲で亡くなる千鶴さん、
9.11のテロで亡くなる沙希さん、月岡家が直面するであろう東北の震災など、ストーリーには
たくさんの痛みが盛り込まれてました。
女子高で起きるとても身近なエピソードと悲しい歴史の事実が上手く語られていて、
その辺りが誰が見ても共感できる要因なのかと思いました。
未来からやってきたかおりさんは、過去から未来への希望をつなぐ、作者の久保田さんの
想いが託された役だったと思います。
握手会で夏鈴ちゃんから聞いた話ですが、後半の台本はなかなか完成しなかったそうで、
かおりさんが未来の日本について、状況は厳しいけど少しでも良くなる様に人々は生きていますと
いう意味の台詞は、久保田さんが最後まで考え抜いて紡ぎだした言葉とのことでした。
エンディングのダンスのシーンで真琴さんとかおりさんが笑顔で向き合うシーンは、
2015年に二人が再会したことを暗示していて救いがありました。
エンディングではステージの上段で千鶴さんが空襲に会うシーンもあって、不覚にも昼は見逃してました。
ここでも涙腺が決壊したことは言うまでもありません。
高橋さんは日本で一番もんぺ姿が似合う女優さんです。
あと、月岡家が紙を振り回していて、昼は何のことか分からなかったのですが、月岡家の家訓が
書かれていました。
「人に迷惑をかけない」とかw
高田さんの溌剌とした演技は素晴らしかったです。
きっとこれからも色んな舞台で活躍してくれると思います。
一時期、キャナァーリ倶楽部が好きだったのでとても嬉しいです。
キャナァーリ倶楽部をご存じない方は、以下をご覧ください。
「青春万歳」は今、聞いても名曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=BeHHPvXdTiI
このグループはちょっとだけ世に出てくるのが早すぎたんだと思います。
えりーなとかホント凄かったんですから・・・
http://www.youtube.com/watch?v=oThNdKK2IK4
ちーちゃんは私がキャナから離れた後に加入したメンバーで、ちゃんと見るのはこの舞台が初めて。
10年後の自分に向けて手紙を読むところは、この物語でとても重要なシーンでした。
キモヲタ目線で気になった方を挙げると、博士役の鶴田葵さんは背が高くて、とてもお綺麗な方でしたね。
他の舞台も観てみたいです。
民美役の望月るなさんは、ダブルキャストの稲森さんとは異なった趣のヤンキー役を演じてました。
Kガールズは場を和ませてくれるいいアクセントになってました。
おバカ度は稲森さんが突き抜けてましたけど、望月さんは非常にキュートでしたね。
なんといっても、美しいおみ足がやばかったです(爆)
真剣勢見香織を演じた、北山亜莉沙さんの気の強い高校生は迫力がありました。
演技も上手くて自信が漲ってました。
北山さん、望月さん、稲森さんはアリスインアリスというグループでも一緒に活動されていて、
ダブル民美とチャレンジが一緒にアイドルやってるなんて楽しすぎます。
主役の真琴を演じたお二人については、いろんなところで絶賛されてると思うので、
そちらにお任せします。
私の頭と文章力ではこの辺が限界のようです。
終演後は二回目のサイン会、握手会に参加しました。
このときもお昼以上に目は真っ赤だったと思います。
でも、早く話がしたかったので、真っ先に夏鈴ちゃんの元へ。
夏鈴ちゃんからは32才という設定で苦労したことや、震災への想い、台本の完成が遅れて
ひやひやしたけどポジティブな台詞が言えてよかったとか、色んなことを喋ってくれました。
ボクはKNUの時とは全然違いますね、なんてまたありきたりなことを言ってしまいましたが、
あの時はまだ、かおりさんが半分残ってたんだと思います。
最後にまたチェキを撮ってもらい、いつもモジモジしている私に「いつもそうなんですか?」と
夏鈴ちゃんは微笑みながら言ってくれました。
夏鈴ちゃんはモジモジ君でもちゃんと認めてくれてるみたいなので、今後も肩肘張らずに
応援していきたいと思います。
そして、チェキを撮り終えて去っていく夏鈴ちゃんにボクは手を振って別れを告げました。
いい一日でした。
こういう日はそうあるもんじゃないです。
「ハイスクールミレニアム」はきっとエピソードを修正しながら、この先何回も再演されると思います。
また、夏鈴ちゃんとハイミレの出演者が他の作品で一緒になったりすることもあるでしょうし、
今後も楽しみですね。
夏鈴ちゃんは今後もKNUのメンバーとしても活躍してくれるはずですが、やっぱり最終的に目指す道は
女優さんなんだと改めて思いました。
私としては夏鈴ちゃんにもっと売れてほしいのです。
「売れる」ということが、どういうことなのかは、良く分かりません。
ただ、「知ってる人は知っている」より、「みんなが知ってる」存在になっていただきたいです。
そうなると、今のように気軽にお話が出来たり、チェキを撮ったりなんて出来なくなりますが、
別にいいではないですか。
そういう時が来てもらわなきゃ困ります。
いつか、帝国劇場に夏鈴ちゃんが出演するときが来たら、私はKNUのTシャツ着て観にいきます。
それが今のところ究極の夢です。
そのときは、二階席の一番後ろでワインでもくゆらせながら、夏鈴ちゃんの演技を楽しみたいと思います。
(↑客席でのご飲食は固くお断りしておりますw)
妄想が激しくなってきたので、そろそろ終わりにします。
以上、「ハイスクールミレニアム2012 星組」の日記でした。