こんばんは。
今日の午後、突然イチゴが胃捻転になり、緊急手術をしました。
幸い手術は無事に終わり、今は病院のICU(酸素室)に入院しています。
どんな様子だったか記録しておこうと思います。
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本当に突然のことでした。
昼休みにスーパーに買い物に出かけて帰ってきたら、リビングにウ〇チが。。。
まあ、老犬になってからは、よくあることなので、すぐに掃除。。
イチゴは台所をうろうろしていて、その後、玄関の水飲み場へ行って水をがぶ飲み。
そして、「ゲーッ」っと言うので、何か吐くのかと思えば何も吐かず
また台所へ行き、玄関の水飲み場へ戻り水をがぶ飲み。
また「ゲーッ」って。でも何も出ない。。。
どうしたんだろう。何か変な物食べたのかなあ。それとも気持ち悪いのかなあ。
気分転換に、家の前の駐車場まで散歩するけど、じっと立ち止まったり、動いたり。
特に変化もなく、家に戻る。
その後も、落ち着かず、台所と玄関を何回も往復。
また背中を丸めながら「ゲーッ」って何も吐かず。
そして、ハウスに戻って、「クーン」と何回も泣いている。
去年、大病してからまったく吠えないし泣かなくなったイチゴ。
声を出すときは、よほど具合が悪いとき。
これは、マジでやばいかも。
近所の病院は、設備が整っていないので、具合が悪いときはいつも車で30分ほどかかる大きな病院に行きます。
今日もただ事ではない気がして、ダンナが帰ってくるのを待って、車で大きな病院へ。
車の中で、何度も泣いていて、病院に着くころには疲れ果てて、寝てしまったイチゴ。
でも、これ寝たんじゃなくて、ショック状態だったんです。
病院では、すでにグッタリしているイチゴ。
先生に症状を説明すると、すぐにレントゲンと血液検査をすることに。
その後、先生がレントゲンを見ながら、
「これが胃なんですけど、ここに白い線が見えますね?
ここで胃が捻じれてるんです。胃捻転です。」
は?胃捻転??
「そうです。すでにショック状態になっていて、このままでは死んでしまいます。
なので、手術をして胃のねじれを戻して、膨らんでいる胃の中を吸引して、胃捻転がまた起きないよう胃壁に胃を固定させます。」
えええ?手術?
このままでは死んじゃう?
もうこの時点で頭の中が真っ白にー。
先生はさらに続けて、
ええ、胃捻転はエマージェンシーなんですよ。
膨らんだ胃にチューブを入れて吸引させる方法もありますが、確実に捻転が戻るかどうかはわからないです。と言う。
こんな高齢で手術に耐えらるんですか?と聞くと
確かに18歳の高齢なので手術は不安と思われるかもしれませんが、イチゴちゃんは肝臓と腎臓の数値に問題ないので麻酔からは覚めます。少し貧血がありますが、今回の手術で出血することはほぼないです。
この時点でも、まだ手術という手段が呑み込めない私。
高齢なので術後に寝たきりとかになりませんか?と聞いてみる。
はい確かに高齢なので手術後の体力の回復については、なんとも言えませんが。。。
でもこのままでは、ショック状態のまま死んでしまいます。。。
。。。、
もう、思考停止。
ダンナは、わかりました手術ですね。とか言ってる。
私がよっぽど不安な顔をしていたせいなのか、先生は「じゃ、ちょっと待合室で考えてみてください」って。。、
待合室の椅子に座って、ぼーっとしてしまう。
あんなに泣いていたの、胃が捻じれてたからだったんだね。
よっぽど痛かったんだね。
手術中に死んじゃったら、どうしよう。とかいろいろな事を考えてしまって、不安に押しつぶされそうに。
これまでも、ヘルニアで下半身麻痺になったり、膵炎になったり、高熱で生死をさまよったり、
でも、いつもイチゴの生命力で乗り越えてきた。
18年も頑張ったんだからもう一回頑張ろう。って先生も言ってくれた。
そうだよね。
気持ちを切り替えて、イチゴの生命力を信じて、手術をすることに。
帰り際、イチゴの様子を見に行く。
さっきまでショック状態でグッタリしてたんだけど、看護婦さんがずっと酸素を入れてくれてたので、少し回復しました。って
思ったより元気な姿を見て少し安心。
頑張ってね。と病院を後にする。
帰りにラーメン屋に寄って、ラーメンと餃子を食べたけど、ぼーっとしちゃって、どんな味がしたのかよく覚えてないほど。
家に帰り、しばらくすると先生からの電話。
無事に手術が終わりました。とのことでほっとする。
イチゴちゃんも麻酔から覚めてますよ。
今はICUの酸素室にいて、ショック状態を防ぐため血圧をあげる点滴と、胃拡張を防ぐ点滴をしています。
って、本当によかった。
とりあえず手術はうまくいったみたいで、だいぶ気が楽になった。
まだまだ安心はできないけど、がんばれーイチゴ。
明日また病院に会いに行くからね。。