死に急ぐ人も居れば、
長生きをしたいと心から願い、治療を受けて続けている人もいる。
誰かが生きたかった時間が、
誰かが死に急いだ人生だと思う事件が
1人旅をしていると、駅で、
電車が遅れるということに
最近はよく遭遇する。
静かな田舎でのんびりと暮らしている
私にとって、
1人旅に出るという目的は、
”1人旅”ができる、
”あの世に迷わず行ける”というシュミレーション。
天国も地獄も〝無い”というスピリチュアルの人が多い。
天国地獄はこの世であり、
自身が創造した世界観であり、
”有る”と思えば”有る”のだという方も多くいて、
また
”善悪も一つで、
すべてひとつ”
という人もいる。
人間は2%~4%の脳みそしか使っていないと
云われているが、
人間ごときの私は1%くらいの脳みそなのか、
”地獄が無い”ということがあまり理解できない。
昭和の人間だからか?
子供の頃から、厳しく躾けられ、
善悪を体罰ありの時代で育った。
単純に、
天があれば、地がある。
”悪さをすれば、叱られる。”
”度が過ぎれば地獄に落ちる”
人間の創造の世界ではなく、
説明はできないが”有る”のだと思う。
だから私は、占いや霊能者を選ぶ選択の一つとして、
”地獄はありますか?”
と聞く。(笑)
当たる当たらないは、
前回の記事に書いたが、
”地獄は有る”
という人を私の場合は少し信じる。
話を戻して、
私も一度、死に急ぐことを選ぼうとした頃があった。
・・それは30代後半の時だった。
テレビをつけて寝ていた時、
オーラの泉が始まり、初めて見た番組。
内容が、
「人は、親を選んで産まれてくる。
だから、今あることもすべて、自分が選んだこと」なのだと。
江原さんが言っていた言葉。
今でも忘れられない
その時、
どうやって死のうかと思っていた時で、
その答えのように、番組が始まり、
その言葉が耳に入って来た。
その瞬間、これまでの人生が頭に流れ始める~
私の人生、誰にも大切にしてもらえなかった、
産まれてすぐに名無しのまま施設の門の前に捨てられ、
9歳の時に現れた義父と実母と妹の生活の1年半の生活が始まり、
当時は義父と再婚をして、住んでいたが間もなく離婚し、
友人知人宅に行くも、断られ、
学校に行けず、
駅に寝泊まりし、
住み込みで働く実母の横で、
キャバレーの託児の乳児のおむつを替えを手伝い、
深夜13時ごろに仕事が終わり、
帰り道の自動販売機のうどんにありつけ、
・・無い時は、公園の水道でお腹を満たす。
実母にお金ができれば、
酒代と妹の洋服代と2人の食事に消え、
私は近くのスーパーでパンをください、と言ったことがあったが、
誰も恵んでくれなかった。(笑)
とにかく、
お腹が減って仕方なかった。
ある朝、実母と妹が姿を消し、
メモが残され、
「このお金で何か買いなさい、
誰が来てもドアを開けるな」
数日後、近所の通報で警察に保護された。
この時、11歳。
小学5年生が終わるころだった。
(続きはまた書く)
自分の人生を映像で観て、
止めどなく涙が止まらなかった。
私が私を見たから。
「痛いだろうな・・。
誰にも大切にしてもらえない人生なら、
ここで死ぬと、死んだ姿を醜い姿をさらすことになる、
それではあまりにも”私”が可哀想・・。
せめて、私だけでも大切にしてあげよう」
・・と、心から想って、とどまった。
それから・・
何日も泣いた、顔が変わるくらい泣いた。
子供の頃も泣いたが、これほど続けて泣いたことは無かった。
旦那もその頃から変わり始めた気がする。
・・だからこそ、云えるのは、
今ある苦しみは、本当の苦しみではない。
本当の苦しみは「飢え」
長く遠く、見えないトンネルの中にいるようで、
出口が見えないけれど、
必ず”出口”がある。
長く感じる時間も永くない。
あの時、”生きる”を選んで良かった”と、
そう思えることが起きる。
必ず。
今そんな苦しい人生の中に入る人に告ぐ、
”あなたは試されている、
あなたは光の存在
光を消さないで・・”
最後まで読んでくれてありがとうございます!