「 STUDIO 666 / スタジオ666 」
(米/2022)
ロックバンド、フー・ファイターズ 主演の「 悪魔 & 音楽 」系の サスペンス・ホラー。
先月の「 Amazon配信 」100円セール枠。
マネージャーの シルから「10作目のアルバム 」を せっつかれた ロックバンド、フー・ファイターズ。
シル馴染の 不動産業者、バーブから紹介された レコーディング場所は、かつて バンド・メンバーの殺害と 犯人であるリーダーが自死した、いわくつきの屋敷であった。
屋敷で見かけた 謎の庭師や スタッフの事故死、言い知れぬ
不穏な空気が漂うなか アルバムの制作が始まるが、F・Fのリーダー、デイヴの作曲は まったく進まず。
そんな中、デイヴは 屋敷の地下で 楽曲が録音された「テープ」を発見する……。
人気ロックバンド、フー・ファイターズ( F・F ) が 自らを演じたって事で ちょっぴり不安もありましたが、
興味本位と レビューによると「 残酷描写 」もあるって事なので 鑑賞してみました。
感想から言えば「 面白かった 」「 観て良かった 」になりますね。
「 コメディ強め 」だったらヤダなと 思っていたんですが、
その割合は “ほどほど” で( 終盤は バカ度が増したけど )
ホラーな雰囲気は 十分 感じられたし、
前半の 笑いを交えながら描く「 曲作りに悩む デイヴ 」も
ちょっぴり シリアス(?)なので「 音楽家・ホラー 」としても 普通に イイ感じなんですよ。
( とはいえ 基本は「 ホラー・コメディ 」)
期待した「 残酷描写 」も 思った以上に ハデで 見応えがありましたし、F・Fの面々も 自然な演技で 良かったです。
特に 主役である デイヴは なかなかの存在感で 説得力もあり、それにより コメディながら ドラマ性も 感じられましたね。
「 演奏 」場面も ちゃんとあるんで「 ファン向け 映画 」としても イイ出来かもしれません。
まあ、顛末が アレだから ビミョーかもですが…。
ここから「 画像 」。
今回も「 残酷描写 」注意。

〔『 STUDIO 666 / スタジオ666 』 タイトル 〕

〔『 STUDIO 666 』 「OP」1。 張って逃げる女性 〕
「 OP 」は 1993年の ある屋敷、
「 床を這って逃げる女性と ハンマー男 」の場面。

〔『 STUDIO 666 』 「OP」2。
口を裂かれた男の死体 〕
逃げる女性が ふと、横を見ると 男の死体が。

〔『 STUDIO 666 』 「OP」3。 ハンマー直撃 〕
この後に 殺された女性は バンド「 ドリーム・ウィドウ 」の
メンバーで ハンマー男の方は リーダーの グレッグ。
その グレッグは メンバーを 全員 殺害した後に自死…と 後に
判明。
という風に「 OP 」は 上々。
ちなみに この女性は ジェナ・オルテガ です。
〔『 STUDIO 666 』
不動産業者・バーブ(右の女性)から紹介された あの屋敷 〕
〔『 STUDIO 666 』
屋敷を気に入った F・Fのリーダーの デイヴと他のメンバー 〕
現在。
マネージャーの シルに「 そろそろ アルバム制作しろ 」と言われた フー・ファイターズ(F・F)は OPの屋敷を紹介され、そこで レコーディングをする事を決める。
〔『 STUDIO 666 』
スタッフ、大凶の方角(?)で 感電死 〕
だが、セッティング中、ゴチャついた配線( “黒い手” が映る )を直していた スタッフが「 感電死 」してしまう事故が起きてしまう。
〔『 STUDIO 666 』
作曲に悩む デイヴと パクりを注意する R・リッチー(本人)〕
それでも アルバム制作を続ける決定をした デイヴだったが、
なかなか曲は生まれず。
ちなみに ライオネル・リッチーの他、ジョン・カーペンターも
出てます。
〔『 STUDIO 666 』 デイヴの悪夢 〕
さらに「 悪夢 」を見るまでに。
ここの「 内臓 取り出し 」場面は「 ゾンビ映画 」
(『 死霊のえじき 』?)の オマージュでしたね。
〔『 STUDIO 666 』
地下にあった オープンリール & テープ 〕
そんな時、デイヴは 地下で「 古いテープ 」を発見。
再生してみると いいサウンドで ノリノリになるが 途中で
止まって 逆再生。
「 完成させろ 」との言葉のあとに デイヴは “何か” に乗り移られてしまう。
〔『 STUDIO 666 』 湧き出る アイデア 〕
今までと 打って変わって デイヴの作曲は進み、メンバーを加えた演奏の段階まで 進むが……。
と ここまでが 前半( の概要 )。
前半は ほぼ「 雰囲気系 & 心理サスペンス調 」で 個人的には 結構 好きだけど、退屈と思う人もいそう。
ですが、中頃からは「 残酷描写 」も 出て来るんで そこまで
退屈はしないと思います。
基本、コメディなんで( クスっと )笑える場面もあるしね。
で、その後は というと…
〔『 STUDIO 666 』
謎の庭師に「 首チョンパ 」される 配達員 〕
『 バーニング 』(81年)の オマージュっぽい
「 植木バサミ 首チョンパ 」があったり…
〔『 STUDIO 666 』 「 鉄板押しつけ 」&「 刺殺 」〕
「 デイヴによる メンバーの殺害 」が始まったり…
〔『 STUDIO 666 』 悪魔本 〕
屋敷の隣人、サマンサからの「 グレッグの持っていた 悪魔本 」の 情報提供があったり。
ちなみに、サマンサは いい雰囲気になった メンバーの ラミと
共に ベッドで 殺されるんですが、
よくある「 2体 串刺し 」ではなく「 2体 真っ二つ 」という
「 やりすぎ( 斬新 )描写 」なってるんで 必見だったりします。
〔『 STUDIO 666 』
「 ラミ & サマンサ、チェーンソーで 真っ二つ 」場面 〕
ちなみに 他のメンバーは こんな感じの悲劇に。
〔『 STUDIO 666 』 「 シンバル切断 」〕
〔『 STUDIO 666 』
終盤「 目玉に なんか刺さる 」( この後 刺されて死亡 )〕
〔『 STUDIO 666 』 終盤「 車に轢かれる 」〕
一応、顛末( ネタバレ )も書いておくと…
〔『 STUDIO 666 』 悪魔顔のデイヴ 〕
生き残っていた メンバー2人が「 悪魔本 」情報で「 聖水化 」したプールに デイヴを落とし、
彼の中から 悪魔化した グレッグ( 謎の庭師 )を追い出すことに成功。
〔『 STUDIO 666 』 デイヴに殴られる グレッグ 〕
そのグレッグを デイヴが ボコボコに。
そこに 霊体?の「 ドリーム・ウィドウ 」メンバーが出現
( ジェナ・オルテガ 再登場 )、
「 悪魔本 」の力で グレッグ共々「 魂 」を救う( 解放 )。
しばらくして 思ったんだけど、
たびたび出て来た “目の赤い悪魔たち”って ドリーム・ウィドウのメンバーだったのかもしれませんね。
( 確認できなかった )
ちなみに 目の赤い悪魔は 光の加減で 一瞬、全身が見えるんですが、ショボめだったので 画像ナシです。

〔『 STUDIO 666 』 黒幕だった シル 〕
一見落着と思いきや、
そこに マネージャーの シルと 不動産業者・バーブが現れる。
全ては「 曲 」を使って 地獄と繋がる「 扉 」を開き、
悪魔の力を使って「 ロック再興 」を試みる シルによる 長年の企みであった。
( この裏で バーブに迫られた 残りの2人 & バーブが死亡 )
デイヴは シルに 怒りをぶつけるも すでに デイヴは 悪魔の力?に魅入られていて…
ちなみに メンバーを殺した グレッグが その後に自死したのは
寸前で 思いとどまったから。

〔『 STUDIO 666 』
ライブ直前、楽屋にひとりきりの デイヴ 〕
一年後。
楽屋には ソロライブを控えた デイヴの姿が……(終)
と、デイヴ以外は「 メンバーは 全員死亡 」というホラーらしい
最後になってます。
それと 何処で読んだのか 覚えてないけど、
「 今、アメリカでは ロックより ヒップホップの方が人気 」
らしいので( 今回 検索したら 似たような記事があった )
「 ロックの再興・復興 」を巡る真相も 自虐的なオチに思えて 結構 しっくりきたんですよね。
という事で、個人的には「 悪魔サスペンス 」「 コメディ 」
「 ロック要素 」「 残酷 」が バランスよく配合されていて
好みの作品でしたね。