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berobe 映画雑感

「 映画 」と「 本 」の感想

 

「 インディ・ジョーンズ と 運命のダイヤル 」

(米/2023)

 

 

『 インディ・ジョーンズ 』シリーズの 5作目。

 

いろいろと省略。

 

 

観に行きました。

 

本当は「 字幕 」で 観たかったけど 結局「 吹き替え 」になってしまったのが チョット残念。

 

特に 最後の “アレ” は 原語で 聞きたかった、見たかったな…。

 

あと「 日本語 」での「 タイトル 」表示は ちょっと テンションが下がりますね。

 

ちなみに「 吹き替え 」で 劇場観賞したのは 今回が初です。

 

 

 

〔『 インディ ~ 運命のダイヤル 』  ポスター。

 

“と” が「 ファミリー映画 」っぽくて イヤだな…と 思ったら

原題も そうでした…。

 

なんか「 フォント 」が ダサくないか? 〕

 

 

 

事前の情報は「 ブログ記事 」のみ。

 

漠然と感じていた「 不安 」要素として、

 

監督が スピ じゃない。

 

ディズニー傘下による 弊害。(「 ヌルい 表現 」とか… )

 

上映時間が長め、

それが「 懐かしネタ 」での 消費だったら イヤ。

 

( 最近の「 シリーズもの 」での「 懐かしネタ 」は 好きじゃないです )

 

前作『 水晶スカル 』の出来( というか ラスト )が アレだったので コチラも 心配。

 

…などが ありましたが、

 

結論から言うと「 面白かった 」ですね。

 

もちろん、いろいろと 言いたい事も ありますが、

『 水晶スカル 』※ より 出来は イイと思いましたよ。

 

まあまあ 長尺ですが それも 感じませんでしたし。

 

( ※『 水晶スカル 』に関しては「 劇場 」「 放送 」、

2回 観てる割りに ほとんど 忘れているけど… )

 

 

ここから「 薄っすら ネタバレ 」あるかも、なので 注意。

 

 

まず「 キャラ 」から。

 

てっきり「 良い人キャラ 」だと 思っていたら 以外にも

「 お金好き 」という 人間臭いキャラ( 少し 峰不二子っぽい )

だった、

 

フィービー・ウォーラー = ブリッジ 演じる ヘレナ※ が すごく

良かったですね。

 

( ダイヤモンド どうなったけ? )

 

インディも 相変わらず 偏屈だったし( 最後のヤツ… )、

あと( 個人的には )「 ヒーロー然 」としていなくて 安心しましたよ。

 

そんな ふたりが そんなに強くないのも 良かったな。

 

 

 

( ※ ヘレナ を演じた フィービー・ウォーラー=ブリッジ は、

 

女性・暗殺者女性・捜査官の「 奇妙な 恋愛模様 」を描いた

サスペンス・コメディ・ドラマ『 キリング・イヴ 』の「制作」を務めた人で、

 

一番 面白かった「 第一 シーズン 」の「 脚本 」にも参加してる。

 

という事で、実は『 キリング 』を観た人だと 妙に 納得できる ヘレナの配役に なってるんですよ )

 

 

 

それと ヘレナのパパトビー・ジョーンズも 地味に 良かったですね。

 

少年・テディは「 キャラ弱め 」、

船長A・バンデラス )は「 出番が 少なめ 」でしたが、

特に 問題はなし。

 

それよりも 息子の扱いが なんとか ならなかったのか。

 

 

対する「 悪人側 」は、フォラーを演じた マッツ が まあまあ

カバーは していたとはいえ、規模が 小さいのがね…。

 

個人的には フォラーよりも、彼の部下の 冷徹ヒゲ大男

「 コンビ 」の方が「 バンバン人を殺していた 」ので 好きです。

 

その2人の「 死に様 」に 期待していたんだけど、冷徹ヒゲ は ともかく、大男の最後は ショボかったな( 超マイナス )。

 

 

「 バンバン人が死ぬ 」( ディズニー、少し 見直した )事に

関しては 否定的な意見が 多そうだけど、

 

個人的には 善い人、悪い人 関係なく、特別に理由がない限り

「 死ぬときは ちゃんと 死ぬ 」、「 殺す時は 殺す 」のが好きです。

 

「 メメントモリ( 死を思え )精神 」でもありますし。

 

あと、普通に 考えて「 ヌルい敵 」ってイヤでしょ?

 

 

次、「 アクション 」「 演出 」関係。

 

ハリソンが 高齢なのもあり 少々 不安でしたが、概ね 良かったですね。

 

特に「 序盤 」の「 聖槍 」を巡る場面は、多少 やっつけ感は あったものの「 インディらしい 」描写が 再現されていて

盛り上がりましたよ。

 

ですが、正直 個人的には その「 聖槍 」が ピークでした。

 

その後は マンゴールド監督の 手腕が 発揮された

(「 脚本 」を 寄せていった?)「 チェイス 」場面自体 迫力は あったものの、

 

結果的に 似たような「 絵面( シチュエーション )」になっていたし、

 

( とはいえ「 陸 海 空 」と そろっている ところは 評価 )

 

「 カット 」で テンポよく 繋げるタイプの「 演出 」が メインなため、

 

スピ 監督が 得意とする「 サスペンス 」を取り入れた演出が

本作には ほとんどなく、ハラハラ感も さほど 感じられず。

 

最初の「 聖槍 」場面には まあまあ あったので 結構 期待はしていたんですけどね…。

 

 

マンゴールド監督は「 アクション 」は 撮れるけど、

 

サスペンスを交えた※「 アクション 」や「 冒険 」の

( ジャンル的 )素養は そんなには ないんだと 思いましたよ。

 

まあ、コレは「 脚本 」のせいでも ありますけど。

 

 

( ※ 言うまでもないが スピ 監督は「 サスペンス演出 」が

巧み。

それがあるから「 アクション 」の 緊張感も より高まる。

 

近年の『 ミッション・インポッシブル 』シリーズ は その

「 アクション 」+「 サスペンス 」が 上手いですね )

 

 

それと「 トラップ 」関係が なかったのも 若干マイナス、

 

取って付けたような オマージュ的「 昆虫 」場面に 至っては

“内容ナシ” で ダメダメの ダメ。

 

それよりも 問題なのは 後半・終盤の アクションの弱さ。

 

まさか「 ドラゴン退治 」※ になるとはな…。

 

まあ、コレは 展開自体が アレなので しょうがないんですけど。

 

 

〔 ※「 ドラゴン退治 」

 

「 見方 」によっては アリだが( 実際 チョット楽しかった )、インディで やらなくてもね… 〕

 

 

あと、予想はしていたものの「 悪趣味 系 」の描写が なかったのも やはり 残念。

 

でも、代わりに「 人死に多め 」で 補っていたので まあ、

OK ではあるかな。

 

 

 

最後は「 話・ドラマ 」関係。

 

個人的には “あっち” よりは「 オカルト系 」または、

そのまま「 聖槍 」※ で 行ってほしかったですね。

 

( ※ 最後は「 聖槍 」が マッツ に刺さり “悲惨な最後” を遂げる…という、ベタベタな展開。

 

インディは「 話 」自体は ベタで イイと思う )

 

 

「 後半 」の展開も どうせなら「 大戦中 」を 舞台にして

ほしかったです。

 

 

ちなみに、インディが 大音量で 目覚める「 曲 」が

『 マジカル・ミステリー・ツアー 』でしたが、

 

あれって 後半の「 何処に行くか わからない 」展開の

「 メタな伏線 」っぽかったですね。

 

 

話を戻すと、しかし 時代( 舞台 )は 1969年。

 

もう「 オカルト 」や「 ナチス 」は “お呼びじゃない” って事

なんですよね。

 

それどころか「 未来・科学志向 」で「 歴史 」すら 関心薄め

だったり。( 前半の「 授業 」場面 )

 

 

そんな「 時代に 取り残された者たち 」が 密かに(?)死闘を繰り広げる物語は「 最後の冒険 」にしては “こじんまり” として

おり、寂しくも あったけど、

 

インディらしい「生き様」(「 インディはどう生きるか 」?)

でもあって 一応、納得感は ありましたよ。

 

 

あと、危惧した「 懐かしネタ 」ですが、それは “ほどほど” で イヤな気は しませんでした。

 

最後の “アレ” については

 

「 みんな あの場面 好きなんだ!」( 個人的にも 好き )と

チョット感動、まんまと 乗せられてしまいました…。