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berobe 映画雑感

「 映画 」と「 本 」の感想

 

 

 

「 呪われた修道院 」(伊/1981年)

 

修道院を舞台にした、“ゴチャ混ぜ” 系の オカルト・ホラー。

 

原題は『 THE OTHER HELL 』

 

監督は 多くの「 別名 」を持つ ブルーノ・マッティ

 

あと「 音楽 」は ゴブリンだったりします。

( アルバム からの チョイスみたい )

 

ちなみに コレも「 自動翻訳 」案件です。

 

 

 

ある修道院の あやしげな「 実験室 」。

 

台の上に載せられた シスターの遺体から「 地獄に通じる迷宮 」だとして「 子宮 」を取り出す 先輩シスター

 

部屋には「 防腐処理 」された 前の修道院長の遺体もあった。

 

後輩のシスターに それらの事を教えていた 先輩シスターだったが、突如「 赤い目 」に 魅入れられ 後輩シスターを刺殺…。

その「 変死事件 」を受けて 修道院長・ヴィンチェンツァ

イナルド神父を招くも、またもや「 シスターの変死 」が起こってしまう。

 

詳しく捜査するため ヴァレリオ神父が 修道院へと送られることになるが……。

 

 

 

内容的には “まあまあ” くらいなんだけど、個人的に「 要素 」が盛りだくさんなのが 楽しかったし、

 

それでいて 全体の「構成」や「 話 」( テーマみたいなモノ )も 意外と良かったので ザックリ紹介。

 

ちなみに、自動翻訳の精度は イマイチだったので 所々テキトーです。

 

 

さっそく「 画像 」。

 

あと、誰も気にしないと思うけど、一応 ネタバレ注意。

 

 

 

〔『 呪われた修道院 』  原題タイトル 〕

 

 

カットしたけど、冒頭は「 カタコンベ 」( おそらく本物 )に

迷い込んで「 赤い目 」に遭遇する 若いシスターの場面から。

 

個人的には この、“ガイコツがいっぱい” の「 カタコンベ 」が

本作で 一番 好きな「 画 」だったり。

 

 

〔『 呪われた修道院 』  子宮は 地獄への迷宮 〕

 

 

その後、あやしげな実験室に場面が移り、先輩シスターが亡くなった シスターの遺体から「 生殖器は 地獄への扉 」だと

「 子宮 」を取り除く「 残酷 」描写の展開に。

 

 

〔『 呪われた修道院 

「赤い目」と、嬉々として ナイフを突き立てる 先輩シスター

 

 

さらに「 赤い目 」に魅入られた? 先輩シスターが 興奮状態になり 後輩シスターを刺殺。

 

その後、その後輩シスターも 自死したらしい。

 

 

〔『 呪われた修道院 』  修道院長・ヴィンチェンツァ

 

 

それを受けて 修道院長・ヴィンチェンツァイナルド神父

招くことに。

 

 

〔『 呪われた修道院 』  シスターの周りに 悪魔の存在 〕

 

 

シスターたちは「 修道院 」に 悪魔の存在を 感じているらしいが…

 

 

〔『 呪われた修道院 』  本が自然発火 〕

 

 

さっそく イナルド神父にも 本が燃える怪異が発生…

 

 

〔『 呪われた修道院 』  軟禁されてるらしい 女性。

よく見えないが ネコを抱いている。 人っぽいのは マネキン 〕

 

 

修道院の奥の部屋には ネコを抱いた “謎の女性” が軟禁されて

いて…

 

という導入。

 

 

ちなみに、軟禁部屋の手前には 数体のマネキンが吊り下げられているけど、これは 単なる「 雰囲気 」演出でしたね。

 

 

〔『 呪われた修道院 』

「 聖体拝領 」後の吐血 & それを見つめる ネコ抱きシスター

 

 

そして またしても ミサでの「 聖体拝領 」後に ひとりのシスターが「 吐血 」する怪異が発生してしまう。

 

その様子を ネコを抱えた 顔を布で隠したシスターが 見つめていた…。

 

 

〔『 呪われた修道院 』

「 手の聖痕 出血 」& 結局 亡くなった 吐血シスター

 

 

部屋へと運ばれて 寝かされた 吐血シスターだったが、

ひとりになると「 聖痕 」のように 手のひらと 足の甲から

さらに出血。

 

叫び声を聞いた シスターたちが 部屋へと駆け付けると ベッドは血にまみれており、隣の部屋から出て来た 吐血シスターも すぐに 亡くなってしまう。

 

 

隣の部屋からもれる「 赤い光 」が サスペリア・チック。

 

 

〔『 呪われた修道院 』  捜査官神父・ヴァレリオ(中)〕

 

 

事態を重く見た イナルド神父は 上に相談。

 

それにより「 今風の考え 」を持つ ヴァレリオ神父が 捜査員として 修道院に 送り込まれる事に。

 

だが、イナルド神父は そんな ヴァレリオ神父の考えを不安視しているもよう。

 

 

〔『 呪われた修道院 』  燃える イナルド神父

 

 

独自に調査をしていた イナルド神父は「 白い女と 黒い女 」の「 絵 」( 画像は後ほど )を発見。

 

さらに 調査を続ける イナルド神父だったが、暖炉の付近で ネコと遭遇した後、突如 身体から火が出て「 焼死 」してしまう。

 

 

ここの「 身体発火 」場面、やけに ちゃんとしてるなと思ったら 他の映画からの流用みたいですね。

 

 

〔『 呪われた修道院 』

「 告解室 」内の ヴァレリオ神父を襲う ナイフ 〕

 

 

ヴァレリオ神父も「 告解室 」に呼び出され 殺害されそうになるのだった。

 

 

〔『 呪われた修道院 』  正気を失った シスター

 

 

その後、心を病んだシスター( 冒頭のシスター? )がいる事は わかったものの、手掛かりとなりそうなものは 見つからず。

 

 

〔『 呪われた修道院 』  イナルド神父の「 首 」〕

 

 

捜査が行き詰まる中、祭壇の「 聖櫃 」から イナルド神父

「 首 」が発見されたことで ヴァレリオ神父は マジ切れモードに。

 

 

〔『 呪われた修道院 』  「 白い女と黒い女 」の「 絵 」〕

 

 

修道院を ところかまわず家探ししていた ヴァレリオ神父

 

「 白い女と 赤子を鍋に入れようとする 黒い女 」

 

を描いた 稚拙な「 絵 」をみつける。

 

 

昔のヤツって 結構「 絵 」が出て来るんですよね。

 

 

〔『 呪われた修道院 』

病んだシスターに襲われる ヴァレリオと 顔を隠したシスター

 

 

再び 病んだシスターの部屋に行き 手掛かりを捜す ヴァレリオは 床タイルの下で「 髪の毛の束 」を発見。

 

直後に 病んだシスターが襲ってくるが しばらくすると なぜか 襲うのをやめてしまう。

 

その際、入り口?には 顔を隠したシスターの姿があったが…。

 

 

〔『 呪われた修道院 』  飼い犬に 首を咬まれる 庭師

 

 

夜、修道院長・ヴィンチェンツァの「 秘密 」を 知っている

らしい 庭師が ネコを発見。

 

庭師軟禁少女が「 ネコを使って 何かやっている 」(?)のを知っているようで 飼っている犬たちに そのネコを襲わせて

殺してしまう。

 

だが、その庭師も 飼い犬( 操られた?)に手を咬まれ、逃げた先で さらに「 首 」を咬まれて 死亡。

 

 

〔『 呪われた修道院 』

悪魔と契約した ヴィンチェンツァが 産んだ 悪魔の子

 

 

〔『 呪われた修道院 』

悪魔の子を殺そうとする 前の修道院長

 

 

あれこれと 推理を巡らせていた ヴァレリオ神父の頭の中に

「 映像 」が入り込んでくる。

 

それは

 

ヴィンチェンツァが 悪魔と契約して 庭師と交わり

悪魔の子を産んだ 」事、

 

「 その子を育てたいと 懇願する ヴィンチェンツァをしり目に

前の修道院長が その赤子を鍋で殺そうとした 」

 

という「 過去の映像 」だった。

 

 


〔『 呪われた修道院 』  

悪魔の子に操られ 自分の首を絞める 前の修道院長

 

 

さらに…

 

「 鍋から 悪魔の子( 我が子 )を救った ヴィンチェンツァ

 

悪魔の子の “力” により 自分の首を絞める 前の修道院長

 

…と続いて「 映像 」は終わる。

 

 

ここの「 指の間からのぞく 悪魔の子の目 」の「 画 」が イイんですよね。 ( まんま 人形だけど… )

 

 

〔『 呪われた修道院 』

ヴァレリオを襲った ヴィンチェンツァと 悪魔の子エリザ登場 〕

 

 

「 修道院で 悪魔の子を育てていた 」という真相に たどり着いた ヴァレリオ神父を 母親である ヴィンチェンツァが襲う。

 

そこに その成長した 悪魔の子、エリザが 眩い光と共に 登場。

 

 

〔『 呪われた修道院 』  エリザ「 顔を見ちゃダメ!」〕

 

 

どうやら エリザヴァレリオ神父に 恋したらしく 彼を助けに来たようだ。

 

( “操られた” 病んだシスターヴァレリオを襲うのを やめたのも コレが理由? )

 

ヴァレリオ神父に「 映像を見せた 」のも エリザらしい。

 

マスクで顔を隠していた エリザだったが ヴァレリオ神父の言葉を受け マスクを取る。

 

 

〔『 呪われた修道院 』  ヒゲのような ヤケド痕 〕

 

 

そこには 思ったよりは 大した事のない?ヤケドの痕が…。

 

 

鍋に入れられたのに なぜか 口周りだけのヤケド…。

 

しかも ヒゲっぽく見えて チョット面白かったり。

 

どうにかして「 美少女 要素 」を残しておきたかったのか…。

 

 

〔『 呪われた修道院 』

エリザの背中を刺した ヴィンチェンツァ

 

 

イチャつく ヴァレリオ神父エリザ

 

それを見た ヴィンチェンツァは エリザの背中を刺すが エリザは なんなく 立ち上がる。

 

逃げだす ヴィンチェンツァエリザが追いかけ 例の実験室に

追い詰める。

 

 

〔『 呪われた修道院 』

「 あなたは 私のもの 」と エリザを刺す ヴィンチェンツァ

 

 

そこで エリザを「 自分のモノと思っている 」ヴィンチェンツァが 娘を手放すならば…との思考から 再度 エリザを刺して殺す。

 

 

ここ、母親の娘への「 愛情 」が「 殺意 」へと反転する サイコな展開は 予想外でしたね。

 

 

〔『 呪われた修道院 』

庭師の死体 」に 首を絞められる ヴィンチェンツァ

 

 

そのエリザも 命が尽きる直前に 最後の力で 庭師の死体を動かし ヴィンチェンツァの「 首 」を絞めて 殺すのだった……。

 

( エピローグへと 続く )

 

 

 

丸っとカットするけど「 エピローグ 」で ヴァレリオ神父

「 正気を失った 」みたいな話が出てきます。

 

あと、エリザのネコは 気軽に出歩けない彼女の「 目 」の役割を果たしていたっぽいです。

 

(「 髪の毛の束 」の用途は よくわからなかった )

 

 

という風に「 悪魔 」に「 超能力( 少女 )」の要素( 母と娘の関係性は キャリー? )を加えたような「 話 」だったけど、

 

いろいろと 投げっぱなしで よくわからない個所も 多々あるんですよね。

 

まあ、こんな内容( オカルト系 )なんで 気になりませんけど。

 

 

個人的には そんな「 ジャンル視点 」とは別に、

 

「 行き過ぎた 信仰心や 性への嫌悪 」と それによって生じる

「 抑圧の苦しみ 」を思わせるようなところ、

 

要は「 健全 過ぎると 逆に 不健全になる 」みたいな テーマ性を感じさせるところが オモシロかったですね。

 

原題も「 閉鎖的で 禁欲的な修道院(の暮らし)」を「 地獄 」に 見立ててるようにも 思えます。

 

「 聖痕 」を受けてから 死ぬところも 皮肉っぽいし。

 

( まあ、実際は そこまで 深く考えてないと思うが )

 

 

「 悪魔の子 」だとして すぐに殺そうとした 前の修道院長

 

「 閉じ込める 」事で を守ろうとした ヴィンチェンツァと、

 

( 結果的に エリザは 閉じ込められて苦しみ、不自由さから

「 シスター殺し 」を始める事に…? )

 

「 善意と悪意の境界 」が 曖昧で「 歪さ 」を 感じさせるところも 地味に良かったし、

 

最後の方の「 エリザ登場 」場面での、まるで 天使が現れたかのような( 善悪の「 属性 」が反転したような )「 光の演出 」も好きですね。

 


 

とまあ 褒めてはいるけど、全体的に見ると “まあまあ” な出来なので オススメはしませんけどね。