日本妖怪 VS 海外妖怪(一匹) 「 妖怪大戦争 」(68年) | berobe 映画雑感

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「 映画 」と「 本 」の感想

「 妖怪大戦争 」(日/1968年)

 

妖怪・時代劇。

 

「 GAYO! 」無料。

当然 コッチも 観るよね。

 

 

「 古代・バビロニアの遺跡 」で 盗掘者が 妖怪(?)・ダイモン を復活させてしまう。

ダイモンは 「 飛行 」し( 何故か )日本に上陸、近くに居合わせた

代官に 乗り移る。

 

神棚や 仏壇を壊す 代官に 見た事の無い妖怪を “見た” 河童は、

仲間の妖怪に 知らせるが 信じてもらえず……。

 

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』  タイトル 〕

 

 

『 妖怪百物語 』(68年)は 「 時代劇 強め 」だったためか

「 妖怪たちの属性 」が かなり気になりましたが、

 

本作は グッと「 子供寄り 」( 『 ゲゲゲ 』寄り )になったため、気になりませんでしたね。

 

 妖怪たちも 普通に 喋ってたし。

 

その妖怪は 出番が多い 河童が 一番良かったですね。

イイところは 全然ないんだけど。

 

リーダーの油すまし は、子供っぽい声なので 威厳みたいなのが皆無んですが、

 

その代わりに 「 ダイモンを倒せるのか心配… 」( 頼りない )という

「 サスペンス 」?を生んでいて エンタメ的には 悪くなかったです。

 

「 人間パート 」(?)も

 

「 代官(ダイモン)が “人間の血を吸い” 仲間(ダイモン)を増やす 」

という、吸血鬼っぽい展開で 普通に楽しかったですね。

 

「 ラストバトル 」は 妖怪たちが ヘッポコなためか 意外と ハラハラし、

ヘンな盛り上がりを 覚えましたよ。

 

 

ここから 「 画像 」。

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』  「 バビロニア遺跡 」で ダイモン 復活 〕

 

『 エクソシスト 』(73年)より 早い(?)、悪魔っぽいヤツの復活。

 

「 巨大な脚 」の遺跡のデザインが イイね。

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』  ダイモンの起こした「 嵐 」に さらされる「 船 」 〕

 

この「 船 」も 良く出来てたな。

 

「 WIKI 」によると 『 鉄砲伝来記 』(68年)からの 流用らしい。

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』

日本に上陸した ダイモン と 偶然居合わせた 代官

 

ダイモン代官の「 血を吸い 」( 殺し )、その体に「 憑依 」。

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』  「 代官の屋敷 」の池に住む 河童

 

河童の「 体 」は 緑色に塗られてましたが、

あるカットだけ 「 塗り忘れ 」がありましたね。

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』  家来への 「 吸血 & 分身の憑依 」 〕

 

男への「 吸血 」は テンション上がらんな…。

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』  河童の ウォーター・マグナム! 〕

 

河童は 「 先制攻撃 」( ただの水だが… )するも 「 謎の力 」で跳ね返され、河童の方が ビショビショに…。

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』  「 河童 VS ダイモン 」 〕

 

河童は 啖呵を切って ダイモンに挑むも 攻撃をかわされ、

さらに 「 頭の“皿”を 柱で擦られ 」 退散…。

 

すぐさま 弱点を見抜く(?) ダイモン、恐るべし。

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』  妖怪たちの リーダー的存在の 油すまし

 

河童は 見知らぬ妖怪( ダイモン )の事を 妖怪たちに 知らせに行くが、 「 妖怪本に 載ってない 」からと 誰からも信用されない・・・という 哀しい展開。

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』  返り討ちにあった 修験者

 

一方、もうひとりの家来、新八郎修験者の父親代官の「 祈祷 」を頼むが、こちらも 返り討ちに…。

 

敵は 一匹 だけど、そのダイモンが かなり手ごわく、「 苦戦の予感 」が漂うので まあまあ 緊迫感も あるんですよね。

 

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』  子供の話を訊く 妖怪たち

 

仲間である 河童より、子供を信用する 妖怪たち

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』  雲外鏡( 左 : うんがいきょう )と 青坊主( 右 ) 〕

 

雲外鏡青坊主 共に 「 獣ベース 」のデザイン。

 

雲外鏡は 好きな妖怪なので かなり残念。

せめて もう少し 「 鏡 」っぽく してほしかった…。

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』  雲外鏡の 「 お腹 」に映る ダイモン

 

ちなみに 雲外鏡は 「 お腹 」に 「 千里眼 」的に 映像が映ります。

 

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』  妖怪・アベンジャーズ 〕

 

ちなみに 中央付近の 女性の妖怪は、

「 二口女 」っぽく 後頭部に もうひとつ顔のある 二面女

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』  ダイモンに 絡みつく ろくろ首

 

ろくろ首が 「 先制 “巻き付き”攻撃 」をするも…

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』  「 固結び 」される ろくろ首の「 首 」 〕

 

あっさり 「 固結び 」され 終了。

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』   ダイモンに 吹っ飛ばされる 妖怪たち

 

他の妖怪も あっさり ヤラれ、あえなく 退散。

 

まあ、妖怪たちの「 攻撃力 」は 1とか2、「 スキル 」も 基本「 脅かす 」だけだもんな…。

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』

「 お札 」が付いた 河童に 巻き込まれた 妖怪たち

 

妖怪たちは すぐに 再戦に向かうも 「 不運な河童 」に 巻き込まれ

「 ツボに 封印される 」事態に…。

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』  右目を 射られた ダイモン

 

 

ダイモンに 唯一 傷を負わせたのは 人間の 新八郎

 

代官は 倒れるが、ダイモンは この後 新任の代官に「 憑依 」する…と、意外と スリリング?な展開をみせるんですよ。

 

って 妖怪たち 役に立ってない…。

 

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』

二面女を守る 河童 」、「 火に あぶられる 河童 」 〕

 

 

さらわれた 二面女 を 助けに行った 河童だったが、

ダイモン「 杖からの 火炎 」を受け 池に退散…。

 

結局 河童は 威勢がいいだけだった…。

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』

「 杖 」からの強風に 吹き飛ばされる 油すましたち

 

まあ、こっちも 似た感じですが。

 

というか ダイモンが強いのかな。

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』  日本の妖怪軍団と 分身した ダイモン

 

何だかんだで 「 日本各地の妖怪たち 」を呼んでの「 最終決戦 」へ。

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』  妖怪軍団ダイモンの 乱闘 〕

 

ガムシャラに ダイモンに 立ち向かう 妖怪たち

ゲームの『 ピクミン 』が ダブって 見えましたね。

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』

雲外鏡の「 お腹( 鏡 )」に 映った ダイモンの本体 〕

 

 

ダイモンの弱点、残った「 左目 」を 狙おうとするが、“本体”が

わからず 攻撃できない。

 

しかし さすがは リーダー・油すまし雲外鏡の「 鏡 」を利用して

“本体”のダイモンを 特定。

 

この「 妖怪の特性 」を活かした展開( 脚本 )は 巧かったな。

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』  巨大化した ダイモンの脚 〕

 

が、ダイモン「 巨大化 」で 対抗。

 

ますます 「 ピクミン 」っぽく なりましたね。

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』

「 握りつぶされそうな 二面女 」と 「 踏みつぶされる 直前の妖怪 」 〕

 

 

ダイモンの「 巨大化 」により、逆『 大魔神 』 状態に…。

 

 

〔 『 妖怪大戦争 』

からかさ小僧カラス天狗 の起こした “風” 」で飛ぶ

油すましと、「 左目を 潰された 」 ダイモン

 

 

ここでも 油すましが リーダーの本領発揮、からかさ小僧

カラス天狗を使い ダイモンの顔に接近、目を射抜く。

 

ちなみに、反対側にも 一旦 “消失した” 妖怪2匹“浮遊して”

一緒に 攻撃してます。

 

って 飛べるじゃん…。

 

 

こうして ダイモンは退散、妖怪たちも 帰っていき、

死んだ(?)と 思われていた 河童も 無事とわかって 終わり。

 

 

 

終盤の「 戦い 」が 予想以上に 盛り上がりましたね。

 

頼りない( 戦闘 向きじゃない )妖怪たちの奮闘にも チョットだけ 感動

しましたよ。

 

一番 面白かったのは 「 口だけの河童 」の “無・活躍ぶり”

「 強い ダイモン 」の “暴れっぷり” かな。