3月読書 「 空想科学読本16 」 「 からくりがたり 」 「 マリオネット園 」 | berobe 映画雑感

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「 映画 」と「 本 」の感想

科学本? 1冊 と ミステリー 2冊。

 

 

「 空想科学読本16 」 柳田理科御雄

漫画や アニメ、特撮モノ などで 起こる 現象 を、

科学的に 考証、検証 する( 時に ツッコミを入れる )内容です。

 

 

若いとき 入院時に 1作目を 読み、それ以来 この シリーズ作品

は読んでます。

 

 

始めの頃は 昔の作品( アトム、ヤマト、ウルトラマン、ライダー )を

取り上げていましたが、

 

シリーズ を重ねる毎に 少しずつ 新しい作品を 取り上げることが多くなり、

 

かなり前から “名前だけは 知ってる”、 “名前も知らない” 作品 が

増えてきました…。

( 古めな 作品も あります )

 

 

今作で 個人的に 面白かったのを紹介。

 

 

 

『 ポケモン 』 ポニータ の 「 東京タワー( 333m )飛び越え 」

 

助走の時速 145 ㎞、 垂直ジャンプ の時速 291 ㎞

タワー手前 333m から 63度の角度 の ジャンプ で 飛び越えることが出来る・・・が、

 

アスファルト は 踏切の力33 トン に 耐えられず( 力が伝わらず ) ポニータ は タワー に 激突…。

 

 

 

『 ONE PIECE 』 ジンベイ の 「 瓦・5000枚 割り 」

 

瓦・5000枚 は、“ビル 40階建て” 相当の 150 m の高さで、

( 瓦 1枚 積むのに 3秒 かかるとすると、4時間10分 かかる )

 

瓦を 全て割るには、

マッハ 92 の速さ の 正拳突き( 衝撃力 2400万 トン )が必要。

 

 

 

『 仮面ライダーカブト 』 超高速で動く 「 クロックアップ 」

 

“超高速” は映画でも 最近よく見ますね。

この “超高速系” は、この シリーズでも 度々取り上げられています。

 

 

雨の日の戦闘場面で、「 雨が ほぼ静止して 」 見えるのは、

カブトマッハ 2万3000 で動いたから。

 

ちなみに サイボーグ009マッハ3 で動けます。

 

この “超高速移動” で面白いのが 「 体に 受ける 空気抵抗 」 で、

009マッハ3 だと、 29 トン

 

カブトマッハ 2万3000 だと、 22億 トン空気抵抗 を受け、

 

「 空気との衝突 」“高熱” も発生し、

 

カブト の場合は、310 億℃ にもなります・・・。

 

009 の場合でも 550℃

 

 

 

この シリーズ では、映画作品も たまに取り上げられ、

( 映画 だけを 扱った、『 空想科学 映画 読本 』 もあります )

 

 

今作で 興味深かったのが 『 GODZILLA ゴジラ 』(14年)。

 

パンフレット では ゴジラ の身長は 「 108.2m 」 と明記されているけど、

 

主人公 の 「 パラシュート降下場面 」 を基にすると、

ゴジラ の身長の推定は 207m で、

 

別の場面の 「 36階建て ビル 」高さ 147m ) を基にすると、

身長の推定は 300m

 

「 空母・サラトガ 」全長 324m ) と 「 並んで泳ぐ場面 」 を基に

すると、

身長の推定 426m

 

と、場面によって ゴジラ の身長がまちまち なんですね。

 

こういう 細かい “ツッコミ所” を知るのは 楽しいですよ。

( 無粋だけど… )

 

 

 

 

 

「 からくりがたり 」 西澤保彦

 

自殺した の ( モテモテ )「 愛欲日記 」 を見つけた 妹・倫美 は、

それが 事実が 調べ始める。

 

一方、元日 に 女性の殺害事件 が起こっていて…。

 

 

エロ が多い、ミステリー・サスペンス?、あと、ホラー 要素もある?

 

「 連作短編 」 のようですが、

 

話が進むにつれ 少しずつ わかってくる 人物同士の繋がり に

興味を そそられ、長編のように 読みました。

 

ただ、 性的に奔放な人物が 多く、過激な性描写 も多いです。

 

一応、意味が あるけれど 無駄に多い理由が わからず、

途中から 辟易してしまいます。

 

あと、謎の男 “計測器” の正体が 明かされないのは 人に よっては

嫌かも…。

意味深な タイトルも 内容に合ってないような…。

 

 

「 連作短編 」 としては ガッカリ しましたが、

 

「 短編 」 としては、

各・エピソード 自体、異常性や 狂気を 感じるのが 多くて、個人的には 楽しめました。

 

ただ、最後が イイ話っぽく なる(?)のが チョット残念 かな。

 

かなり 人を選ぶ作品 なので、あまり お勧めできません。

 

 

 

 

「 マリオネット園(ランド)≪あかずの扉≫ 研究会首吊塔へ

霧舎巧

本格・ミステリー 作品 の シリーズ 4作目。

 

 

「 あかずの扉 研究会 」メンバー は、死者からの手紙の “暗号” に挑むことに…。

 

一方、「 研究会 」会長の 後動 は、メンバー・森咲枝 に会うため、

閉鎖された テーマパーク内の “斜塔” に赴くが…、

 

 

霧舎巧 は 『 ドッペルゲンガー宮 』、『 ラグナロク洞 』 は読んでます。

 

2作とも 面白かったけど、キャラクター は 好きじゃないんだよな~。

 

 

手紙の “暗号” の方は “鉄道”系 で、あまり ノレませんでした。

( 田舎なんで… )

 

“斜塔” の方は ミステリー的な 仕掛け ( ガジェット ) が デカく、

作為的 に感じる展開が 少し 気になったけど、 雰囲気は 良かったです。

 

しかし 全体を見た時の トリック“暗号( 鉄道 )” の方が 好きですね~。

 

 

相変わらず キャラクター は ダメでしたが、

今作も トリック は良かったし、伏線も 小さいのが たくさんあり、

ミステリー満足度 は 高めでした。