F・ヘネンロッター監督のホラー「バスケットケース」 | berobe 映画雑感

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「 映画 」と「 本 」の感想

「 バスケットケース 」 (米・1982)

 

フランク・ヘネンロッター 監督の ホラー作品。

 

ホラー本 によると、製作費は 3万5000ドル のようです。

 

 

「 スターチャンネル 」 の無料放送で やっていたので、久しぶりに

鑑賞。 ( 3回目 )

 

 

ネタバレ 多めです。


結合双生児だった 兄・ベリアル( 奇形 ) と 弟・ドゥエイン が、

2人を 分離手術した 医師たちに 復讐する話です。

 

 

襲うのは ベリアル で、その容姿は 肉塊に 顔と 太い腕、と シンプル。

 

普段は バスケットケース に入れ、持ち歩いている設定が 面白いし、

ストップ・モーション 場面も あります。

 

あと、12歳の ベリアル は カワイイぞ。

 

 

冒頭の 医師殺害 から雰囲気はイイ。

襲われた 医師の顔が上下し、 無傷 の顔から、傷だらけ になる

カット が楽しく、 傷メイク も なかなか良く出来ていました。

 

 

2人目の 医師殺害 も、力任せ と、爪裂き だけど、血は飛び散るし、

体は切断するしで 頑張ってたな~。

 

殺害後、暗闇に消える ベリアル が カッコイイ。

 

 

3人目の医師は 顔に メス や、注射器が 刺さっていて、なかなかの

インパクト。

死に方が 大仰で チョット腹立つけど。

 

 

 

ベリアル は生まれた時、ドゥエイン“右の脇” と 結合していて、

12歳の時、 父親が集めた 医師3人に 無理やり 分離手術を施されます。

 

奇形だった 兄・ベリアル は、その後 ゴミ として捨てられるのが

悲しい…。 ( だからこそ 復讐が楽しいのだが… )

 

でも、父親の 「 ドゥエイン だけは普通に 」 の気持ちだけは わかるんだよな。

 

 

分離前は テレパシーで会話できたけど、今は ドゥエイン受信 しか出来ません。

 

中盤、ドゥエイン が 女性シャロン と いい感じ になったことから

兄弟に 亀裂が入ります。

 

ベリアルドゥエイン離れ離れになる恐怖 を覚え、また、

ドゥエイン性欲?を感受し、暴れてしまう。

ベリアル には性器が無い )

 

復讐は果たすが、ベリアル は解消されない性欲が暴走。

その顛末に ドゥエイン の、兄への “愛の絆”“束縛の憎しみ”

変わっちゃう。

 

ドゥエイン の葛藤が やるせない。

 

最後は 揉み合う 2人が 窓から落下し、墜落死。

 

その姿は ドゥエイン“右の脇”ベリアル“結合” している様に見えるのだった…。

( 続編あるけどね )

 

 

双子の愛憎、フリークスの悲しみ、と ドラマ性が高く ( 多分 )、

残酷描写も 程よくて、観やすい ホラー作品かな。