7月に読んだ本 小説2冊、映画本1冊 | berobe 映画雑感

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「 映画 」と「 本 」の感想

小説2冊、一応 映画本1冊。

西澤保彦 『依存』

匠千暁シリーズの5作目。

シリーズは1、2冊は 読んだ気がしますが、内容を覚えていません。

推理談議は 楽しいのですが、キャラに思い入れが無く、全体的に あまりノレませんでした。

 

テーマの“記憶の改ざん”は好きなんですが・・・。

 

西澤 作品は、チョーモンイン・シリーズ の方が好みです。

 

 

 

WOWOW「映画の間取り」編集部

『 映画の間取り 』

映画に登場する “物件” の間取り図と、その映画の簡単な説明の本。

 

例えば、

  • 『ローマの休日』、ジョー・ブラッドレイの部屋 (キッチン無い!)
  • 『恋する惑星』、刑事663号の部屋 ( 未見、ストーカーの話なのか?)
  • 『ティファニーで朝食を』、ホリー・ゴライトリーの部屋
  • 『レオン 完全版』、レオンの部屋 ( ドアの前で佇むマチルダを思い出します )

などで、個人的には、

  • 『シャイニング』、オーバールック・ホテル
  • 『オリエント急行殺人事件』、ラチェットの個室
  • 『マトリックス』、“ネブカドネザル”号
  • 『呪怨』、徳永家( 玄関の注釈「ここを超えるとまずい」に爆笑 )

が興味深かったです。

 

あと、『ゴーン・ガール』のダン邸は『パラノーマル・アクティビティー2』でも使われたとか、ちょっとした トリビアも あったりします。

 

 

 

 

一條次郎 『レプリカたちの夜』

新潮ミステリー大賞受賞作。

 

動物のレプリカ工場で働く 往元 は夜、歩くシロクマ を目撃する。

工場長の命令で シロクマ探し を始めるが・・・。

 

ほとんどの動物が絶滅した世界での、可笑しみの漂う、少しズレた会話が面白く、楽しいです。

主人公の 記憶の欠落で、何となく 話の方向は推測できますが、あまり意味がありませんでした。

 

ジャンル分けが難しい作品で、私的には SF・ファンタジーかな?

 

不条理モノっぽい 要素もあり、ちゃんとした結末ではありませんが、

宗教、意識、生物と無生物 など、哲学的な話もあり、私の好みの作品で面白かったです。