小説2冊、一応 映画本1冊。
西澤保彦 『依存』
匠千暁シリーズの5作目。
シリーズは1、2冊は 読んだ気がしますが、内容を覚えていません。
推理談議は 楽しいのですが、キャラに思い入れが無く、全体的に あまりノレませんでした。
テーマの“記憶の改ざん”は好きなんですが・・・。
西澤 作品は、チョーモンイン・シリーズ の方が好みです。
WOWOW「映画の間取り」編集部
『 映画の間取り 』
映画に登場する “物件” の間取り図と、その映画の簡単な説明の本。
例えば、
- 『ローマの休日』、ジョー・ブラッドレイの部屋 (キッチン無い!)
- 『恋する惑星』、刑事663号の部屋 ( 未見、ストーカーの話なのか?)
- 『ティファニーで朝食を』、ホリー・ゴライトリーの部屋
- 『レオン 完全版』、レオンの部屋 ( ドアの前で佇むマチルダを思い出します )
などで、個人的には、
- 『シャイニング』、オーバールック・ホテル
- 『オリエント急行殺人事件』、ラチェットの個室
- 『マトリックス』、“ネブカドネザル”号
- 『呪怨』、徳永家( 玄関の注釈「ここを超えるとまずい」に爆笑 )
が興味深かったです。
あと、『ゴーン・ガール』のダン邸は『パラノーマル・アクティビティー2』でも使われたとか、ちょっとした トリビアも あったりします。
一條次郎 『レプリカたちの夜』
新潮ミステリー大賞受賞作。
動物のレプリカ工場で働く 往元 は夜、歩くシロクマ を目撃する。
工場長の命令で シロクマ探し を始めるが・・・。
ほとんどの動物が絶滅した世界での、可笑しみの漂う、少しズレた会話が面白く、楽しいです。
主人公の 記憶の欠落で、何となく 話の方向は推測できますが、あまり意味がありませんでした。
ジャンル分けが難しい作品で、私的には SF・ファンタジーかな?
不条理モノっぽい 要素もあり、ちゃんとした結末ではありませんが、
宗教、意識、生物と無生物 など、哲学的な話もあり、私の好みの作品で面白かったです。