今日はマクロ解剖(いわゆる「解剖実習」)の筆記試験だったわけで,4月からの勉強(はたまた不勉強?)の成果が呆気なく出てしまうテストだった.さすがにこれを落としたら M1が始まって以降の自分が全否定されるような気がして,意地でも通ろうと思っていた.ところが,実習では鼡径管あたりから剖出がうまくいかなくなり,予習のモチベもかなり下がってしまったこともあって,直前になっても基本的な部分すらあやふやなままだった.おかげで,最後の1週間でかなり焦って詰め込む羽目になった.心臓に悪い.
で,今日試験が終わったわけだが(どうでもいいが,「今日試験が終わった」という言い方をすると,「科挙」のように 数日間ずっと試験が行われていたような錯覚をもたらす可能性がある.意外に使い方が難しい言葉である)出題内容は標準的な事項が多く やや拍子抜けした感がある.これで落ちたら恥ずかしいし,発生パートを始めとしてそれなりに難しい問題もあったから あまり大きな顔はできないけれど,とにかく合格をひたすら待ち続ける現状である.
頭頸部:副鼻腔は1年あけて再登場.出続けるのは採点のポイントが明確だからか.この分野では頭蓋骨の孔などが訊かれたら厄介だと思っていたが,静脈洞の問題にとどまった(といってもこれはあまり書けた自信がない).後はオーソドックスな出題だが,採点がどれほど厳しいかは分からない.
上肢・体壁:予告の心臓は(個人的に)かなりアブノーマルな出題と思った.ここはおそらく誤答.弁の数は去年そのままであるし,鷲手も手内筋と尺骨神経の関係を示すだけだが,これくらいの出題が最も差がつくのか.小指球については書くべきか迷ったが,書いて良かった.
体幹:aortaの分枝は まさに自分が試問で訊かれた内容なので絶対に落とせない.esophagusの生理的狭窄部の出題は(過去問にもあったけれど)ノーマークな人が多く 友人が正解して喜んでいた.その場で考えて正解とはやはり流石だなぁ.それにしても椎間板ヘルニアを出題するとは,Kプリントも相当出し尽くされた感がある.
下肢:腰神経叢,坐骨結節に起始する筋,足の腱を通る筋の列挙.寛骨なんて自分の絵心では書けないし,椎骨の数もかなり適当.これについては減点必至.一方の後半2題は標準的だが,ハムストリングスの3筋の停止位置は 意外にあやふやに覚えている人が多い雰囲気.足の腱については,とにかくK説明を書き起こして良かった.
発生:脳の発生は完全にノーマーク.前後の文脈から無理やり埋めたが,全体的に自信がない.過去問を押さえてそれ以上は深入りしない,という戦略はやはり悪くなかった.
とりあえず次は神経解剖がヤマになろうか.とは言え微生物も方も現状での知識はほぼゼロなので,どこまで巻き返せるか.まだまだ先は長い.