オペラ学研究会第59回例会(終了)

 

英国ヴィクトリア&アルバート博物館、ダンス・キュレーター、ジェーン・プリチャード氏講演会
〜世紀転換期のダンスとファッション〜

日時:2023年9月29日(金)18時30分(18時開場)
場所:早稲田大学・早稲田キャンパス・22号館502教室 〒169-8050 新宿区西早稲田1-6-1
https://www.waseda.jp/top/access/waseda-campus

・形式:対面とオンラインのハイブリッドを予定。ただしオンラインはスライドと音声のみ。
・無料・対面参加は予約不要・オンライン参加は要登録
・オンライン参加は以下のURLから登録して下さい:
https://chukyo-u-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZYkdOirqjkoHdCWXlhd6RGVWRqb9qMNDZxz#/registration
できるだけ対面でのご参加をお願いします。

講演内容:
世界的に著名なダンス・キュレーターであるジェーン・プリチャード氏が、世紀転換期のダンスとファッションについて講演します。*簡単な通訳付き

「セルゲイ・ディアギレフのバレエ・リュスで活躍した3人のバレリーナ:リディア・キャシュト、タマーラ・カルサヴィナ、リディヤ・ロポコワ」
バレエ・リュスで活躍し、独自にキャリアを積んだバレリーナたちにフォーカスする。キャシュトとカルサヴィナは、舞台出演のために、個人で契約を結んだ最初のダンサーである。ロンドンでの公演の際には、帝室劇場のバレエ作品が一部上演され、これが、その後のバレエ・リュスの活躍へとつながっていく。カルサヴィナは、バレエ・リュス所属のダンサーと見なされることもあるが、実際には、主要な客演アーティストとして出演していた。彼女が踊った作品は、もっと研究されるべきだろう。アメリカとイギリスで、ロポコワは型破りな方法でキャリアを積んだ。彼女たちの人気は高く、バレエ・リュスに出演する時には大きく宣伝された。この3人の素晴らしい女性たちの活動に注目し、バレエ・リュスの内幕を探っていく。

コメンテータ:山田小夜歌(京都精華大学)

モデレータ:平野 恵美子
翻訳:大井 優子

本講演会は JSPS科研費 20K00144 の助成を受けたものです。

協力:オペラ学研究会
問い合わせ先:hirano.chukyo2023@gmail.com