◎オペラ学研究会第47回例会

 

次回例会(スカイプ開催)のお知らせです。

タイトル:コロナ禍の芸術環境:自宅待機とオンライン・オペラ/音楽劇鑑賞
日時:2020年4月29日(水)16時〜
お話:山梨牧子

以下、今回お話ししてくださる山梨牧子さんよりメッセージです。

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皆さま、いかがお過ごしですか。
現在、世界中がウイルスの脅威と先の見えない不安のなか、
公演休止を余儀無くされている劇場では、
自宅で舞台芸術を楽しめるように、インターネットを介して様々な工夫がなされています。
欧米と日本におけるコロナ禍の芸術助成と舞台鑑賞環境へのアクセシビリティを比較し、
自宅待機の人たちへの舞台映像配信サービスの実況と可能性を考察する機会を持ちたいと思いました。

また、私自身の中央ヨーロッパ暮らしの体験を踏まえ、
トリア(ドイツ)、ルクセンブルク、ナンシー(フランス)の劇場が現状にどう対応しているかについても紹介し、
劇場の社会的役割をめぐる対話を促すことができれば、と思っております。

コロナ危機に際し、図らず急遽帰国となり、まとまった研究発表というかたちでは参加できませんが、
このような状況下で問題提起をさせて頂くことになりました。
皆様とお話し、諸外国、諸専門分野のご研究の立場からのご意見
や知識を交換できる場になれば幸いです。どうぞ宜しくお願いいたします。

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プロフィール:
山梨牧子(やまなし まきこ)
仏ナンシー在住。2020年3月までトリア大学日本学部演劇文化社会学講師としてドイツへ通勤。
A History of the Takarazuka Revue Since 1914: Modernity, Girls' Culture, Japan (Brill/ Global Oriental Ltd., 2012), 
共著にJapanese Animation: Asian Perspectives (University Press of Mississippi, 2012), A History of Japanese Theatre (Cambridge University Press, 2016), 
Routledge Handbook of Asian Theatre (Routledge, 2017), Violets in a Crucible: Translating the Orient (Balaji World of Books, 2019), The Palgrave Handbook of he History of Women on Stage (Palgrave Macmillan, 2020)など。

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参加される方は以下のどちらかをお試しください。

1:スカイプをダウンロードしてアカウントを設定し、開始時間頃になったら「オペラ学研究会」のグループを検索してください。
(グループ会議がはじまると検索が可能になるようです)

2:以下のURLから、ゲストとして一時的に入ることも可能です(24時間)。専用URL  https://join.skype.com/RmBAHAavi5db
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